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「吸いとっても溢れてくる。まるで泉ですね」
この愛撫に、心はない筈。
なのに
感じてしまって――。
婚約者の駆け落ちという不遇に見舞われた子爵令嬢のクリスティーナ。ショックを受ける彼女に、婚約者の兄リュシアンが、身代わりの婚約を申し出た。容姿端麗にして頭脳明晰、この国の宰相でもある彼が、私のような舞踏会で誰にも相手にされず、婚約者も逃げだす娘の伴侶になるですって? 気おくれするクリスティーナだったが、彼の屋敷に連れてこられ、全身を余すところなく情熱的に愛撫されるうち、身も心も彼に奪われてしまう。この婚約は彼にとって、弟の醜聞を誤魔化すためだけのもの。彼にはほかに好きな相手がいるというのに…。
婚約者に逃げられ、その兄と婚約するのですが、いろいろ言葉や気持ちがすれ違い、主人公が一人で悩むのが切なかった。
主人公が大切なら婚約者の兄も言葉に出して伝えてほしい。
最後はハッピーエンドで良かったけど。
無料お試しで読ませて頂きました
宰相はあのメタボ腹オヤジの会話に乗ったのはきっと理由があるんだろうとは思ってます
5歩先の事まで考えて行動してそうだもんなあ
でもヒロインにはもう少し打ち明けても良かったのでは
お互いの勘違いでややこしくなったカップル。好きなのにストレートに想いをぶつければいいのにそれもできなくてモヤモヤしながら読みました。
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