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目標がなく、なんとなく社会人になった、出版取次「大販」の新人社員・大森理香が、ある小さな「町の書店」の女店主と出逢うことで、「仕事とは何か」を学び、人生の目標を見つけ出していく――。尼崎に実在するまちの書店をモデルにした、ベストセラー『物を売るバカ』『キャッチコピー力の基本』の著者・川上徹也が書く感動のフィクション。読むだけで仕事への熱意とやる気があふれてくる一冊です。
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Posted by ブクログ
成功物語は読んで、気持ちが高まります。一気によみました。どてらい男を思い出しました。面白かった。ガンバロウ
「好きなことを仕事にして、認められたい」と最初に思うのは誰しも、と思いますが、この本では 「どうやって仕事を好きになっていくのか?」 「行動して、仲間(協力者)を作って、実行する」など、具体的にためになるお話が、実話(小林由美子さん)をベースに描かれているので、とても心に刺さります。 特に社会人に...続きを読むなりたての20歳代などの方に読んでもらいたいです。 小林由美子さんのような方は、どこにでも居る訳ではありませんが、きっと「自分の小林さん」は身近にあるはずです。 また、歳を経た私などは「誰かの小林さんにならねば、」と背筋が伸びる思いであります。 街の小さな本屋さんの良さが十分に伝わりますね。 心温まる印象深い一冊でした。
主人公が東京から大阪に初めて来た時の表現にまず笑ってしまった。 きっと新卒で一人で大阪に来させられたら猛獣のうようよいる檻の中に放たれたような気持ちになるんだろうな〜。 なんて呑気に読み進めると、これがまぁ心があったかくなる物語! 新人の主人公が、自分がなぜこんな仕事をしているのかわからないという...続きを読む悩みを小林書店の由美子さんに打ち明けた時の、 「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。 そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。 せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」 という由美子さんの言葉が心に響いた。 この「好きにならんともったいない」 というのが、バイタリティに溢れ周りのものに常に感謝して生きる、いかにも由美子さんらしい考え方だなと思った。 人を大切にする由美子さんだからこそ、多くの人からも愛され、仕事に対して丁寧に真摯に向き合っているからこそ、お客さんや仕事関係者からの信頼も厚いのだろう。 心温まるエピソードの数々に、由美子さんの信念が伝わりとても刺激を受けた。 私も周りの人や環境に感謝しながら、新しいことにどんどんチャレンジする心を持ち続けたい。 【言葉メモ】 「ひとつずつでもええから、ええところを探して好きになってみ。 そしたら自然ともっと知りたくなってくるもんや。何でもええやん。 せっかく縁あって入ってんから、仕事のことも会社のこともまわりの人のことも、好きにならんともったいない。」 ↓ 一日ひとつの「ええところ」探し ↓ 私は恵まれている。そう思うようになったのだ。 「自分を卑下するような言葉を使ってたら、ほんとに薄っぺらくなるよ なんでそうやって自分を低くするん?もっと自信持ってええやん」 「商売ってやっぱり我慢して続けることが大切や。どんな人にも丁寧に接客すること」 由美子さんのご主人 「すごい疲れて帰ってくるやろ。でもな帰ってきて玄関に入ってくる時だけは、満面の笑みを浮かべて言うんやで。 お母ちゃんありがとうな!おかげで楽しかった!と 待ってる方もしんどいんやで。」
とても読みやすくまとまっている。 尼崎の小さな本屋さんで学んだこと…。 店主由美子さんの明るさとバイタリティ、 そして「言葉の力」の凄さ。 商品見せてきちんと説明して売るのが大好き。 命がけで作り手の思いを伝えていく必要がある。 何事も否定せず、ちょっとずつ好きになること(人でも仕事でも)...続きを読む 挑戦して損することは何ひとつもない。 すべてが心に響いてくる。 エピソードも⑧まであって、⑤のええ話が好きで⑥の夫の話に涙。。
本の取次の会社に入社した新入社員が尼崎の小さな書店の店主に相談しながら成長していく物語。本屋のエピソードは実話とのこと。本屋のお話になっていますが、すべての仕事や生き方にも通じる素晴らしいエピソードばかりでした。私もこの本のエピソードを参考にして仕事などに役立てたい。
取次は書店に本を卸す仕事ということは知っていたが、その仕事内容自体はほぼ知らなかった。本屋のフェアを企画するのも取次がすることもあるということに驚いた。 小林さんのお話は全ての仕事の基本。売れないならどう売るか、人を見る、考える、変化への対応など、仕事とは何か考えさせられた。旦那さんの言葉で、仕事に...続きを読む関わる人やお客様への感謝の心も沁みた。自分もしっかり仕事しないとと思った。 本の中に出てくる百年文庫や雪とパイナップル、日本のヤバい女の子、美しい古墳が気になったので、読んでみたいと思った。
書評で見て翌日に本屋に並んでいたため、即購入した。取次という今まで知らなかった仕事について知れた。旦那さんの言葉から、小さな気遣いの大切さを学んだ。由美子さんのエピソードでは、小さな書店が畳むの時話が印象に残っている。思いやり、気遣い、熱量など仕事で大切なことを実例を通して認識できた。この時期に読め...続きを読むて良かった。
尼崎に実在した名物本屋さんが題材になった一冊。 閉店してしまった今だからこそ言えるのは本にして残してくれてありがとうございますという事。 どれだけ時間が経ってもこの本を開けばあの店の前の閑静な路地や、静かで小さな店内の奥に小林さんご夫妻がいらっしゃる光景が蘇ってくるんだろう。 小林書店よ永遠に。
主人公の行動力がすごい。 人との繋がり、人情の大切さを痛感しました。 エピソードが心にささりました。
2022年61冊目。267ページ、累計16,671ページ。満足度★★★★☆ 裏の主人公・小林書店の由美子さんの8つのエピソードが「めっちゃいい」 舞台となる尼崎の書店で、実際に話をしたから、余計に響いた
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仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ
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川上徹也
佳奈
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