ニセモノ師たち

ニセモノ師たち

660円 (税込)

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プロを騙しにかかる凄まじい人とその手口、目利きを欺く凄い人たち……人気テレビ番組「開運! なんでも鑑定団」でおなじみの著者が、禁を破って書いた、ニセモノの世界。素人はなぜ騙されるか、プロを欺く巧妙な手口、ニセモノが放つ妖しい魅力など。「品物は口を利かないが、人間は口を利く」。当代一の目利きが、骨董の真贋(しんがん)鑑定を通して明かす、ホンモノの見分け方と人間鑑定術。

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ニセモノ師たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年02月07日

    人気番組「お宝何でも鑑定団」のファンの方なら、きっと一気に読んでしまう、とっても面白い本です。
    鑑定士中島誠之助氏の人柄がにじみ出ていて、著者のファンにもなってしまいます。
    ニセモノをどうやって作るか、こんな裏話を知ったら、恐ろしくて骨董に手を出せなくなってしまうかも。

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    Posted by ブクログ 2011年09月15日

    1938年3月5日、東京は青山に生まれた骨董商・古美術鑑定家。

    『開運!なんでも鑑定団』で、壺や茶碗や絵皿に向けて語られるその歯切れのよい口調、素人にも解り易い視点、しかしズバッと切り出される故事来歴や本物を見分けるポイントの押さえ方など、最初に見たときからいっぺんに好きになってしまいました。

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    Posted by ブクログ 2018年03月17日

    骨董品自体にドラマがあるので
    当然、それを取り扱う人間達にもドラマが
    あって、逸話、苦い思い出、人情話など
    色々な種類の話を品と同時に集めることになる。
    本物と偽物に対する知識もアリ、テレビでは見れない若気の至りのエピソードなどてんこ盛りの一冊「いい仕事してますねぇ」

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    Posted by ブクログ 2012年05月20日

    “贋作”が持っている、強烈な魅力のようなものを改めて感じさせられる本だった。本物があれば偽物もあり、そこにはドラマがある。
    そんなふうに思ってはいけませんか。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    骨董の世界はなんだか妖しい香りがする。

    なぜなら、見る人によってモノの価値が決まるから。そこに絶対はない。ホンモノとニセモノがあり、そしてまた同時にイイモノとクダラヌモノという別の観点がある。だから、それを見極めるところに、プロの超越した力と自分の美意識への信念が見える。

    骨董を語ることは人間の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    テレビでおなじみの鑑定士の連作エッセイ集。ニセモノの骨董品の定義、ニセモノの骨董品はいかにして作られるか、ニセモノにだまされる人はどういう人か、など、自身の体験を中心に解説している。

    1.欲心が絡む(金儲けのために骨董品に手を出す)。
    2. 勉強不足。
    3. 小金がある。

    というのが、ニセモノに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年06月30日

    私には元来、収集欲とか所有欲というものがない。寧ろ無所有欲と言うか自分で背負える荷物だけを友に旅するように生きるのが理想だと思っている。但、古書や絵画、骨董、食通のような趣味人の話はよく読む。一種の反作用の様なものだろうか?著者は『開運!なんでも鑑定団』の人気鑑定人であり「いい仕事してますね」の決め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月20日

    読んでると、ご本人の声で脳内再生されてしまうくらいには開運お宝鑑定団が好きです。
    それと北森鴻さんの狐シリーズが無性に読みたくなりました。

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    Posted by ブクログ 2010年10月17日

    本物と見紛うばかりのニセモノを作るってどんな人たちなんだろう、そんな才能あるならオリジナル作ればいいのに、と軽い気持ちで読んだのですが、見事にそういう軽い話ではありませんでした…
    う~ん、骨董の世界って、悪く言えば旧弊な業界なのですね。
    それはそうと、ニセモノでアレな商売してる人たちは何だか、呉服業...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年03月03日

    「鑑定団」で有名な著者の、骨董・ニセモノに関する体験・考察。
    いかに骨董商の世界が特殊かつ厳しいか、また「目利き」が難しいかがよくわかります(いかにニセモノが多いかということですが)。素人が手を出してはいけない世界ですね。

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