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現在のシステム開発・運用に欠かすことのできない仮想化技術とコンテナ技術について、その基本をわかりやすく解説する図解本です。サーバ仮想化、ネットワーク仮想化について解説するとともに、現在の開発者には必須とも言えるコンテナ技術と、そのデファクトスタンダードであるDockerとKubernetesについて解説します。関連する用語を一通り知ることのできる、1冊目の入門書としてふさわしい内容です。
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Posted by ブクログ
コンテナの概要を把握するのに役立った。 図も多く分かりやすかった。 ■用語の違い 仮想化:実態がないものをあたかも実在しているかのごとく表現する技術のこと コンテナ:アプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組み。OS上で実行されているプロセスと本質的には同じで、名前空間などの仕組みで他のコ...続きを読むンテナやプロセスから隔離している。アプリケーション単位で仮想化する。 Docker:コンテナ型仮想化の代表的なソフトウェア。コンテナの実行やコンテナイメージの作成・配布を行うためのプラットフォーム。 オーケストレーション:コンテナの管理・ 運用を自動化すること Kubernetes:コンテナオーケストレーションを行うツール。負荷分散、死活監視、エンドポイントの提供などが可能。 クラスタ:マシンの集合体 V ノード:くパスタを構成する各マシン。ワーカーノードとマスターノードの2種類がある。 V ポッド:Kubernetesがコンテナを管理するための最小単位。1つ以上のコンテナから構成される。 ■その他 スケールアップ:サーバーのスペックを増強 スケールアウト:サーバーの台数を増やす スケールイン:サーバーの台数を減らす デプロイ:プログラムを配備し、システムを利用可能な状態にすること
しっかりわかる教科書というタイトル通りで、特にコンテナ、Docker、Kubernetesの概念を知ることができる。 ただ、オブジェクト指向を例えに出したりしているので、知識ゼロだと厳いかな。 少しシステム開発をしたことがある人なら読みやすい。
今や「仮想化って何ですか?」と聞かれると逆に答えに窮してしまうくらい当たり前になった技術の入門書。コンテナの解説は非常に丁寧で分かりやすい。個人的には楽天モバイルに関するニュースで名前だけ聞いていて結局何が新しいのかよく分かっていなかったネットワーク仮想化もカバーしてくれていて助かった。ただし、あく...続きを読むまで入門書なので既にDockerやk8sに慣れている人が読むと期待外れになるかと思います。
コンテナのお勉強。難しい。。。 コンテナ型仮想化は、「コンテナ」というアプリケーションと実行環境をまとめて隔離する仕組みを利用し、OS単位ではなくアプリケーション単位で仮想化する技術です。… コンテナ型仮想化の最大のメリットは柔軟性にあります。たとえば、ほかのサーバー仮想化技術で仮想サーバー...続きを読むを増やす場合、ゲストOSとアプリケーションのインストールを行う必要がありますが、コンテナ型仮想化ではコンテナを作成し、そこにアプリケーションを導入するだけで仮想サーバーを用意できます。インストールなどの手間が大幅に減ることに加え、仮想マシンやゲストOSを動かす必要がない分、パフォーマンスも高くなります。 コンテナには複数のアプリケーションを導入することもできますが、原則的に1コンテナに1アプリケーション(1プロセス)単位で構築し、複数のコンテナを組み合わせたほうがよいとされます。コンテナの作成コストは非常に低いため、複雑なコンテナを1つ作るより、シンプルなコンテナを複数作るほうが手間がかからず、あとからの設計変更などもしやすいからです。 ゲストOSを持たないということは、コンテナ内のアプリケーションもホストOSの機能(カーネル)を利用して動いていることになります。しかし、ファイルシステムが独立しているため、ホストOS内にインストールされたほかのアプリケーションやファイルなどの影響を受けません。 ■Kubernetesができること 死活監視と停止したコンテナの再起動 エンドポイント提供と負荷分散 消費リソースを考慮したコンテナの配備 ローリングアップデートとロールバック ストレージの管理 機密情報や構成情報の保管 ■Kubernetesができないこと 自動ビルド ログの記録や監視 ミドルウェア的機能(メッセージブローカー、データベースなど) マシン自体の管理 Kubernetesを使うと、異なるクラウドを共通の手順で操作することが可能となり、クラウド間の相違点を吸収して開発や運用の複雑化を低減することができます。
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図解即戦力 仮想化&コンテナがこれ1冊でしっかりわかる教科書
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