新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか

新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか

898円 (税込)

4pt

3.8

元カリスマホストの歌舞伎町・名物経営者が描き出す
「人間をすべて飲み込む街」の知られざる姿


挫折も、孤独も、欲望も、
人間のすべてを飲み込む――。

〇新型コロナ感染をめぐる新宿区長とホストクラブの連携
〇渋谷で暴動が起きて、新宿では起きない理由
〇歌舞伎町にはわかりすく、美味しいお店がなぜないのか
〇出自を問わず、源氏名で生きるから、誰がどこの国の人間か気にしない
〇歌舞伎町で長く働くと人に頼ることの大切さを覚える
〇誰もがいつか歌舞伎町に救われるかもしれない


戦後、新宿駅周辺の闇市からあぶれた人々を受け止めた歌舞伎町は、アジア最大の歓楽街へと発展した。黒服のホストやしつこい客引きが跋扈し、あやしい風俗店が並ぶ不夜城は、コロナ禍では感染の震源地として攻撃の対象となった。しかし、この街ほど、懐の深い場所はない。職業も年齢も国籍も問わず、お金がない人も、居場所がない人も、誰の、どんな過去もすべて受け入れるのだ。十九歳でホストとして飛び込んで以来、カリスマホスト、経営者として二十三年間歌舞伎町で生きる著者が<夜の街>の倫理と醍醐味を明かす。

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新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    プロローグのコロナ禍対応の話は色んなネット記事で何度も読んでたけど、さながらアベンジャーズの様で、胸にグッとくるものがある。アベンジャーズはおろか、マーベルの映画、ほとんど観てないけど。
    ドラゴンボール生まれドラゴンボール育ちなので、ラディッツが来て悟空とピッコロが手を組んだり、セルと戦う為に悟空と

    0
    2020年12月18日

    Posted by ブクログ

    作者の事は昔からTV等で見ていて知っていたカリスマホストだが、本当によく本も読まれているのであろう、とてもスッと入ってくるし大変面白い内容でもあった。

    そして何よりホストだからこそわかる、理解できてしまう内容が沢山書いてある。

    歌舞伎の住人、ホスト経営者や運営者、いや、ホストに携わる全ての人にオ

    0
    2020年11月28日

    Posted by ブクログ

    歌舞伎町でよく行くバーで会うお客さんで、毎回入れ替わり立ち替わり、普段歌舞伎町に来ない人を連れてきては「ここはすごくいい店なんですよー!」と勧めている人がいて、ハート強えな…といつも思ってて、でもなぜそう思うのかうまく説明出来なかったんだけど、この本を読んでハッキリ分かった。
    p179「SNS映えし

    0
    2021年01月28日

    Posted by ブクログ

    働く人も客も、新宿歌舞伎町でしか救われない人がいる。そんな歌舞伎町でグループ企業を持つ、元人気No.1ホストの著者が、歌舞伎町とはどんな街なのかを、自分の想いや経験を乗せながら綴った本です。

    酒を飲まない僕は水商売の世界をほとんど知らない。日本一の歓楽街である新宿歌舞伎町についても、知っていること

    0
    2024年01月24日

    Posted by ブクログ

    自分のなかで最近興味・関心のある人物、歌舞伎町でホストクラブはじめいろんな店を経営しつつ、歌舞伎町のコミュニティ形成やホストたちで短歌を詠む活動している手塚マキさんの本を読んでみた。もっとクレバーな人かなと想像していたけどそれほどでもない? 戦略的にいまの位置にいるよりも勢いや流れで来たというところ

    0
    2022年08月11日

    Posted by ブクログ

    都内に住んでいるが新宿にあまり馴染みがなかったので手に取った。
    ホストとして成功し、経営者としても歌舞伎町と関わり続けている40代半ばの方の経験と考察。
    ビビッドな話題、ものすごく深く新しい考察があるわけではないが、なんとなく歌舞伎町の雰囲気が伝わった。
    清濁併せ吞む、という言葉がしっくりくる。

    0
    2022年02月12日

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