ローンガール・ハードボイルド

ローンガール・ハードボイルド

NYのラジオDJマクレイに、ある女性が電話をかけてくる。トレーラーハウスを貸し、祖母代わりとして気にかけていた19歳のセイディが姿を消したというのだ。そのドキュメンタリー番組を制作するマクレイは、セイディが最愛の妹マティを殺害した義父への復習を狙っていることを知る。セイディの壮絶な追跡行とマクレイの調査が交わるとき、明らかになる真実とは、エドガー賞YA部門受賞の、いま最も切実なハードボイルド

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ローンガール・ハードボイルド のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     エドガー賞YA部門受賞作品。アメリカではYA部門にこんなに残酷な作品があるのかと知ってまずは驚愕。

     原題は"Sadie"。この物語の主人公である19歳の少女の名前が<セイディ>。なので、このエキセントリックとも言える邦題は、多分に営業的な目論見、かつ内容にも即したものである

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    2021年04月03日

    Posted by ブクログ

    今も自分を気にかけてくれる人の存在を知らずに、たった独り熱にうかされたように疾走する主人公。残酷すぎる彼女を取り巻く現実に、胸を痛めた。

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    2021年02月03日

    Posted by ブクログ

    この手の展開、海外ミステリにはよくあります。インタビュー形式のところはテンポよくて良かったです。他はうーん、、かも。吃音にする必要があったのかな。

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    2021年01月21日

    Posted by ブクログ

    内容はかつて自分の母親の恋人として住居を共にした男性をひたすら少女が追うという流れ。全然進まない。そりゃーそなんだ。実際小説やドラマみたいに展開なんてあるわきゃないのさ。それが自分としてはとても真実味があった。登場人物も素敵な人物はいない。全員スネに傷を持つ。そんな自分を仕方なく肯定し、仕方なくやり

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    2023年03月10日

    Posted by ブクログ

    妹が殺された少女が殺人犯を追うストーリー。ラジオ制作という客観的な会話パートと原題のタイトルのsadieの少女の主観的ストーリーが並行する描写がかなり新鮮。
    少女の心理描写が非常に素晴らしいと感じた。児童虐待という重いテーマ、決してスッキリしないオチ。非常に印象に残る作品だった。。

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    原題「Sadie/セイディ」は主人公の名前である。調べてみると、ヘブライ語の【お姫様】が由来の名前らしいが、だとすると何だか皮肉的だ。今作は妹の死をきっかけに失踪した少女の独白とラジオDJによるポッドキャスト番組という異なる視点と時系列のエピソードが交互に挿入され、両者は徐々に一本の線へと繋がってい

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    2022年02月25日

    Posted by ブクログ

    CL 2021.4.10-2021.4.19
    勇敢なセイディ。でも過酷すぎる道のり。
    なんか胸が詰まる。

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    2021年04月20日

    Posted by ブクログ

    読んでいて、胸が詰まってくる。
    なによりも愛している妹を殺した母の元恋人に、自らの手で裁きを与えるためのセイディの追跡行。行方知れずとなった彼女を探すラジオDJの制作したドキュメンタリー番組が交互に挟まれ、事件の背景が徐々に明らかになっていく。弱いものが守られることのない場所。弱

    0
    2021年03月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    彼女が結局どうなったのかはわからない。葉書を送って決定的に亀裂を作ってしまった妹への贖罪だったのかもしれない。微かな手掛かりを手にボロボロになっても喰らいついていく様は正統派ハードボイルド。

    0
    2021年03月02日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    〈闘わなければならなかった女の子〉の物語。

    あとがきで紹介されていた作品ほぼ既読だったので(『拳銃使いの娘』『沼の王の娘』『蝶の庭』『メソッド15/33』。『パーキングエリア』『プリズン・ガール』は積読。個人的には『雪の少女』もやや繋がるような)、読書領域が重なる方なら切実さを感じられると思う。

    0
    2020年12月29日

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