村の日本近代史

村の日本近代史

880円 (税込)

4pt

4.0

かつて村は「人間の集団」を意味する言葉であった。それが現在のように「土地」を意味する言葉に変わったのは明治半ばのことである。だが、その転換の起源は、秀吉の天下統一構想にまでさかのぼり、さらにその背景には地球上の土地を分割し囲い込もうとするような世界史的な転換があった。この間に起こった都市化・新田開発・分散知行、さらに廃藩置県・地租改正・地押調査から「明治の大合併」まで、村をめぐる土地と人の支配の紆余曲折を概観しつつ近代化の意味を再考する。

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    Posted by ブクログ

    かつて村は「人間集団」を意味する言葉であった。しかし、それが現在は「土地」を意味する言葉に変わったのは明治の半ばのことである。本書は、人間が帰属する村から分割され囲い込まれた村への転換を、豊臣秀吉の天下統一構想(分権から中央集権へ)まで遡り、位置付けようとする試みである。秀吉の構想の背景には16世紀

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    2021年05月25日

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