お酒の経済学 日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで

お酒の経済学 日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで

902円 (税込)

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日本のお酒をめぐる環境が激変している。日本酒からビール、焼酎と主役が交代しつつ消費は伸びてきたが、1990年代半ばにピークを迎えた。その後はデフレ下で「第3のビール」やサワーが躍進する一方、クラフトビールや純米大吟醸酒も人気を集める。さらに、日本酒やウイスキーは海外から高く評価され、輸出が急増している。日本のお酒が抱える課題と可能性とは。経済学と経営学の最新の研究成果から解き明かす。

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お酒の経済学 日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    不安によりヤケ酒がススム

    ってな事で、都留康(つるつよし)の『お酒の経済学 日本酒のグローバル化からサワーの躍進まで』

    日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎、RTD等の国産のお酒の経済学

    ワインは載って無かったな……

    普段は日本酒しか興味無かったけど、他のお酒の事も書いてあり中々面白い

    それ

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

    日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎の動向と特徴までを経済学・経営学から解説

    お酒の製造や経済用語などの専門的なことでも
    わかりやすく書かれていて非常に読みやすい。

    時代のキーとなった商品も例示されていて、
    高度経済成長期からグローバル化までの
    流れを勉強できてためになる。

    0
    2023年05月04日

    Posted by ブクログ

    ■お酒のツマミに経済学はいかが?
    今までに酒にまつわる本をいくつか読んできたが、例えばウイスキーについての本なら、歴史や蒸留法、蒸留所の成り立ち、ボトルごとの味の違いやこだわりなど、お酒そのものにまつわる書籍が多かった。

    本書はそれらの概説書とは毛色が違い、「日本のお酒の生産から消費まで」を経済学

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    様々なお酒の現代史やとりまく状況と、今後の方向性の一つがよくわかる本。大変勉強になりました。
    今後の日本の内需を考えると輸出に向かうのは必然である中、「國酒」とも言える日本酒と焼酎に新規免許が下ろされない状況には改めて強烈な違和感と問題意識を持った。
    そして輸出の柱として並ぶウイスキーの表示がここま

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    日本における酒類の概説書。この手の話は意外と法制度が面白い。日本の酒税は品目制のため同じアルコール度数でもビールが明らかに高いことは知っていたが、日本酒と焼酎については新規参入が消費量が減っている段階では認可されないというルールがあるらしく、これが新しい蔵が参入するのを避けているようだった。社会階層

    0
    2022年01月08日

    Posted by ブクログ

    日本酒、焼酎、ビール、ウィスキーの日本における経済的歴史がコンパクトにまとめられている。アルコールあたりの課税額はまだ乖離があり、ビールは高くなっている。輸出は、ウィスキイート日本酒が増えているが、フレッシュさを売りにするビールは現地生産がメインとなり、輸出は近隣諸国にしかされていない。焼酎は、輸出

    0
    2020年12月06日

    Posted by ブクログ

     各種お酒の世界を経済的な側面から切り取った一冊。経済学者らしく歴史を振り返りつつ、現状を分析し、未来への提言を行う。

     本書に「国による酒類への政策的介入の2つの柱は、酒税法と免許制度である」とあるが、発泡酒や新ジャンルの隆盛、日本酒や焼酎の新規参入がないことなどを考えれば、政治や政策が酒のあり

    0
    2020年11月09日

    Posted by ブクログ

    ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎の売上の推移やその背景について細かく説明がある。倍半分ところではない増減があるが、それらは理論的に説明できうる(「製品ライフサイクル」)というのが驚いた。
    今後の発展のための低減にもページが割かれている。酒税や免許が複雑すぎて、業界の発展の妨げになっている面が大きいの

    0
    2020年11月21日

    Posted by ブクログ

    日本酒、ビール、ウイスキー、焼酎それぞれの歴史と未来の話。
    ワインが無かったけど……。
    ええ勉強になります

    0
    2020年10月04日

    Posted by ブクログ

    国内需要は低迷しているが、どんどん輸出が伸びているのがお酒。
    一章と最後の章しか読んでないが、酒類ごとの歴史と現状がまとまっていて興味がある人には良い勉強になりそう。

    0
    2020年09月10日

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