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“Fランク”とレッテルを張られた組織をどう変えたのか、
社会や企業で活躍する若者を育てるために何が必要か――。
本書は、日本電産を1代で世界トップの総合モーターメーカーに育て上げた経営者・永守重信氏が、
50年計画で挑む「大学改革」から、組織改革・人材育成の本質を探り出した書籍です。
改革の舞台は、京都市内に本部を置く「京都先端科学大学」。
19年3月までは京都学園大学という名称で、受験界では偏差値が低く“Fランク”と呼ばれていました。
永守氏は私費130億円以上を投じたうえに、自ら大学に足しげく通い、改革を断行。
同大学は、永守氏の理事長就任からわずか2年で、大きな変貌を遂げつつあります。
今回は、永守氏本人に加え、彼の薫陶を受けた5人の改革実行者に直撃。改革の全貌に迫りました。
本書は、大学改革を追った書籍であると同時に、永守氏の組織論、人材育成論を学べる書籍です。
そして、カリスマ経営者の人間像に迫った書籍でもあります。
会社という組織の中で自分がどう動き、人を動かすために何をすべきか。
そして、これから世界で戦っていくうえで必要な人材とは何か、
若者にどう接するべきかといった視点でも、ビジネスパーソンに役立つはずです。
Posted by ブクログ 2021年08月14日
日本電産の永守会長の大ファンです。
これまで、経済雑誌や書籍で永守会長の経営術は繰り返し読んできました。
本書はこれまでの本とテイストが違いましたが、私の知りたかったことが盛りだくさんでした。
永守会長が、大学に出資をして理事長になられたと聞いたとき、M&Aで買収した会社の社員の話に丁寧...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月14日
偏差値・ブランド力やノーベル賞を多くだすようなアカデミックな分野にこだわるのではなく、企業から必要とされる人材を排出する大学を作るために自らの資財を使って邁進する永守さんはやっぱり熱い方だなぁと感じた。100年時代のいま、一度失敗したからといって諦めることはなく、それをバネにして挑戦することの大切さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月04日
カンブリア宮殿を見て初めて、日本電産CEO永守重信さんを知り、興味を持ってこの本を読んでみました。元々、教育関連や経営関連の本が好き、かつ内容も斬新だったので購入した日に読み終わりました!
また、カンブリア宮殿の放送後、永守さんの考え方がTwitterで炎上しており、「大学は研究機関であり、企業で...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月14日
2024/02/12読破
一言 永森さんの教育思想が集約
感想
自分の好きなことから会社を興し、社会貢献のために会社を大きくし、人材育成の為に大学を作る、そんなドラマみたいなエピソードを読んで、スケールがデカすぎて奮えました。才能がある人を使えるようにするのではなく、どんな人でも使えるように...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月09日
永守重信氏が書いたものではなく、日経トレンディー編集部がまとめた本。内容は永守氏が買収し、理事長となった京都先端科学大学の改革について。彼が招いた学長や、学部長などの証言が載っていて、永守氏の言動が客観的に理解できる。やはり、即断即決で、結果にこだわる熱い人だと思う。
もちろん、この証言をした人たち...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月30日
日本電産の永守重信会長が理事長を務める京都先端科学大学を舞台とした教育に関する書籍です。偏差値やブランドを重視する社会に終わりがきて、実力社会となっているにもかかわらず、社会に出てから通用する学生を輩出できない大学教育に失望して、自ら教育に乗り出しという教育に関する書籍です。
<印象に残った言葉>...続きを読む
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