昆虫の交尾は、味わい深い…。

1,430円 (税込)
7pt

1,430円 (税込)

7pt

4.2

6件

ワインの栓を抜くように、鯛焼きを鋳型で焼くように――!? 昆虫の交尾は、奇想天外・摩訶不思議。その謎に魅せられた研究者が、時には吸血昆虫を飼育するため自らの血を与え、観察中のメスが受精すれば自分が虫のオスになったように感動しながら、徹底した観察と実験で真実を解き明かしてゆく知的探求サイエンス・エンタメノンフィクション!

昆虫の交尾は、味わい深い…。のユーザーレビュー

＼レビュー投稿でポイントプレゼント／ ※購入済みの作品が対象となります

レビューを書く

感情タグBEST3

＃癒やされる＃笑える＃感動する

Posted by ブクログ 2018年03月31日

タイトルがアレなので通勤電車内で（カバー無しで）広げるのはちょっと気を遣うが、内容は勿論真面目なもので、とても興味深い。
堅苦しくない文体・表現・構成で、適宜の写真や図解も面白い。
特に種類数の莫大な昆虫が、その性器に拠って同定できるってのは初めて知った。個体の大きさの影響を殆ど受けず、一定の大きさ...続きを読む

Posted by ブクログ 2018年02月11日

動物の交尾を知るとそれが人間界にも引き継がれていることがありなんと味わい深いことかと思う。
研究のために交尾中の虫を液体窒素で瞬間接着し解剖されて観察されるのは人間様に置き換えるとおぞましい。

Posted by ブクログ 2017年09月28日

岩波書店初(?)の袋とじ付き本。本文中にもあそこの写真が満載(もちろん昆虫のあそこ)。昆虫世界に中高男子がいたら、絶対に回し読みされてボロボロになるだろう。

Posted by ブクログ 2023年09月18日

題名の通り、昆虫の交尾を始め、昆虫の交尾器（性器）の多様性など、性という視点から昆虫の生態について解説した本です。
性というとどこか下ネタじみた下品な話題だと捕らえられがちですが本書はあくまで真面目な生物学としての性を扱っています。

【こんな人におすすめ】
昆虫の性について興味がある、

Posted by ブクログ 2018年11月04日

昆虫が子孫を残すために行う交尾。しかしその交尾で用いられる交尾器は複雑な形をしており、なぜそういう進化を遂げてきたのか、ということを研究している著者の回顧録的評論。

なぜ交尾器を調べるように至ったのか、初めてトコジラミの雌交尾器を調べたらどういう気持ちになったのか、というように、論文では意図的に排...続きを読む

Posted by ブクログ 2018年07月08日

昆虫　南米の奥地で、「オスにまんこ(厳密には精子を出すところが体内にある)　雌にちんこがある虫」トリカヘチャタテを発見した研究者の一人が書いた昆虫の本である。
　他にも著者は、「カブトムシの生殖器(「ペニス」ではない)を大きくする」事で研究をしてゐる。
　絶対、ユカタンビワハゴロモの中学生高校生男子...続きを読む