【電子限定おまけ付き】 だってそんなの知らない 【イラスト付き】

椎崎夕 / 麻々原絵里依

【イラスト付き】絵を描くことと義兄以外にあまり関心の向かない大学生の晴弥は、ある日、心酔する義兄との間でトラブルが起こり鍵を投げつけ逃走、居合わせた義兄の幼馴染みで親友の桔平に諭されるものの、晴弥はアトリエとして使用しているアパートに引きこもり、絵を描くことに没頭する。やがて食事も疎かにしていたのを見咎められ、桔平と同居することになった晴弥。意地悪で、敵だと認識していた桔平との生活が思いのほか穏やかなことに驚くと同時に、桔平自身についてあまり知らないことに気づく。嫌い合っていた「はず」の二人の関係にだんだんと変化が……？ 電子限定書き下ろしSSを収録!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎ルチル文庫
• 電子版発売日: 2020年08月26日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★★☆]

好きな展開！

ショウ兄のお相手がお粗末すぎて、はじめは主人公の片割れ！？な状態から、残念なサブキャラに成り下がっていってしまったのが、少しだけかわいそう(笑)。

晴弥の父もたいがいなぁ・・・ひどすぎる。
その父にお似合いの内縁の妻がショウ兄の母だから、たとえ見た目が美しき男でも、中身が残念で人を見る目がないとしても当然か・・・と。

お話の筋から外れた感想でごめんね、椎崎さん(笑)

[あい · ★★☆☆☆]

受けが集中特化型の絵描き

受けがしどろもどろ話すトロい感じで好みじゃなかったけど、絵を描くのが好きで、どんな状況でも絵を描くことに集中できるのが好感度高かった。
（恋愛小説だと、恋愛がうまくいかないと絵が描けなくなるパターンがあるけど、そうではなかった）

こう言う天才型の受けは好きだけど特に世間的な評判はなく周囲の好意的な人に評価が高い絵ということで、これで金銭的支援が得られるのか？となってしまった。また、登場人物が多く「こんなに必要？」と思ったのと、結局、攻めは受けの何が好きなのか共感できず。
結論ありきな展開な気がしました。

好きなストーリーのはずだけど、なんだかまとまりがよくなく、読み返さないかなと思いました。

[た · ★★★★★]

良かった

もう、私好みの話で大満足でした。
晴弥の斜め発想や、途中自己完結して考え過ぎてしまうところが、可愛いかったです。人に頼るばかりでないところも好感度大です。
しかし、実父と義兄と彼女はろくな奴じゃないって言うか、彼女なんなんですか？
読みながら怒り心頭。

まあ、浅見さん良かったねってとこかな。