悪女 愛のためなら悪女にもなれる

槇原まき / 北沢きょう

有力政治家の娘として生まれた白花は、父の後継者となる男と政略結婚が決まった身。八歳上の幼馴染で父の秘書でもある巧に想いを残したまま、お嫁にいくことになったのだ。しかし婚礼前夜、白花は意を決して巧にお願いする。「初めての男（ひと）になってほしい」、と。そして、想いを遂げた翌日から待っていたのは、夫とその愛人にいびられる屈辱的な毎日だった。そんな生活から白花を救ってくれたのは、他でもない巧で……。「惚れた女に不幸にされるなら本望だよ」。白花の躊躇いごと呑み込むように、熱く甘く唇を奪う巧。抗いがたい激情に溺れた二人は、世間から後ろ指をさされても、この愛を貫くと誓う――！ とびきり甘美でインモラルな純愛譚。 ※電子版は単行本をもとに編集しています。

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: アルファポリス
• 掲載誌・レーベル: エタニティブックス
• ページ数: 304ページ
• 電子版発売日: 2020年08月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[匿名 · ★★★★☆]

重たい内容です

政治家の娘。
19歳で、父の秘書が運転する車が事故で大破炎上。
自分一人が生き残り、同乗していた母と兄を亡くした。
兄が護ってくれて、顔は無事だったが身体には醜い火傷の跡が残った。
兄の同級生だった巧は父の秘書の息子で、大好きだったが本心を打ち明けることなく、事故がすべてを変えた。
亡くなった兄の代わりに父が政治家の後継者に選んだ男との愛のない結婚生活。。。重すぎる。

＃ドロドロ

[S · ★★★★☆]

甘さが足りない

ラストが尻切れトンボと言うか、本編がかなりツラい展開だったので、番外編は超甘いの期待してたのですが、男性視点の本編の裏側捕捉だけで、全然甘くなかったのが残念。
離婚後、晴れて夫婦となった２人と授かった赤ちゃんとの幸せな生活が少しでも見たかったな～
政治の世界は正直あまり興味ないので、すれ違う二人の愛に焦点を当てて読めばなかなか萌えるシチュエーションで楽しめました。