ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
桃太郎と金太郎、どっちが日本一の勇猛児か!? トライアスロンで堂々と決着すべく、号砲1発、海に飛び込んだ! 楊貴妃とクレオパトラ、美少女2人を同時に担任してしまった中学教師の軍配は!? 空海VS.最澄、コーヒーVS.茶……。パロディ、パスティーシュ、諷刺、諧謔、文章(もんじょう)の名手が贈る、奇想天外、胸躍る仮想好敵手の10番勝負!! 抱腹絶倒の名勝負!
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
さすがは清水義範、面白すぎる。後書きにあるように、色んな物を対決させたらどっちが強いのか?と言う発想は子供っぽいが皆が一度は考えてみる普遍的な問であり、そこを清水流にたっぷりのユーモアで包みながら大真面目に取り上げている。またやって欲しい企画。編集者グツジョブ!
「もし対決したら」というジョーク小説10番勝負 どんな対決なのか、どんなオチなのかもそれぞれ異なるので、マンネリ化せずに最後まで読める 描かれてるのは以下10作 ソクラテスvs釈迦 シェイクスピアvs近松門左衛門 ロビンソン・クルーソーvsガリヴァー コーヒーvs茶 桃太郎vs金太郎 ラーメンv...続きを読むsカレーライス 楊貴妃vsクレオパトラ 空海vs最澄 大岡越前守vs遠山金四郎 紙vs火薬vs羅針盤 ・ソクラテスvs釈迦 オチがなんか、日本の悪しき風習というか、滑稽さを揶揄する感じで昭和チック ・シェイクスピアvs近松門左衛門 言われてみれば確かに確かにこの二人は歴史と悲劇という似たような傾向はある でも、僕がそんなに詳しくないので、そんなに楽しめなかったかな ・ロビンソン・クルーソーvsガリヴァー まぁ、ロビンソン・クルーソーからしたらガリヴァーはそう見えるわなぁと思う ま、一般的にはそんな評価の方が正しいんだけどね ・コーヒーvs茶 一地方で飲まれていたからといって歴史が古いわけではないか 作中の思想はヨーロッパ中心主義っぽいものを感じるけど、20年前から既にそんな傾向は崩れ去っていたと思うけどね ただまぁ、お茶が歴史に様々な影響を与えてきたのはよくわかる っていうか、最後のオチがネットでよく落ちてるあのセリフを思いおこされる ・桃太郎vs金太郎 この話が一番好きかな 桃太郎の話が地方によっては犬猿雉関係ないところとか、桃すら意味不明な由来というのにウケる ・ラーメンvsカレーライス 「おせちもいいけどカレーもね」が正義じゃないのか?(笑) ってか、そんなにラーメンとカレーで意見が食い違うんだったらそれぞれ別のものを食べればいいじゃないと思う ・楊貴妃vsクレオパトラ 楊貴妃とクレオパトラは一切関係ない それにしても、学校の先生はたいへんですなぁ ・空海vs最澄 この二人の対決だけでなく、現代に置き換えた形の話が描かれてあるのでわかりやすかった ・大岡越前守vs遠山金四郎 最澄と空海もそうだけど、歴史の検証小説っぽくなってる でも、最後のところは面白く読める ・紙vs火薬vs羅針盤 トリなのにそんなでもなかった コーヒーとお茶の二番煎じっぽいかな 個人的には他の2つに比べれば羅針盤は一段劣る そして紙は活版印刷あってこその評価じゃなかろうかとは個人的に思う 火薬も人類にもたらしたものは争いの部分が多くなってしまうからなぁ オチはコーヒーとお茶と同じようなものを想像したけど、なんだか肩透かしを食らった感じ
期待していたより面白かった。 自分は「ラーメンvsカレーライス」が好き。「楊貴妃vsクレオパトラ」は対決感は薄いけど嫌いじゃない。
対決の内容はしょーもなくどうでもよいのだが、手を変え品を変えといった書き方で飽きなかった。桃太郎vs金太郎、ラーメンvsカレーライス、楊貴妃vsクレオパトラ辺りが面白かったかな。
ロビンソン・クルーソー対ガリヴァーが一番面白かった。 ロビンソン・クルーソーのことを公園にいるホームレスと呼んだりガリヴァーをサタデーと名付けるなど、小ネタが盛り込まれており、とても楽しい。 それぞれの章で文体を変えていることも凄いと思う。
似通った物を対決させる。例えば、お茶vsコーヒーどっちが上か、桃太郎と金太郎どっちがNo.1か、ロビンソンクルーソーvsガリヴァーなどなど。身近にあるもの、似通ったものを独特の視点から清水義範が対決させる! 清水義範は突拍子もないアイデアで勝負する作品が多いですが、これもその一つ。誰かが考えそう...続きを読むなことなんだけど誰もやらなかったようなアイデア、これは特にそうですね。なかにはソクラテスvs釈迦なんてのもあり、遊びすぎと言えなくもない。またもや清水義範の独特なセンスにうなってしまうのです
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ザ・対決
新刊情報をお知らせします。
清水義範
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
会津春秋
愛と日本語の惑乱
青二才の頃 回想の’70年代
青山物語 1974~スニーカーと文庫本~
青山物語1971
青山物語1979~郷愁完結編~
アキレスと亀
試し読み
いい奴じゃん
「清水義範」のこれもおすすめ一覧へ
▲ザ・対決 ページトップヘ