魂の昭和史

魂の昭和史

693円 (税込)

3pt

3.8

こんな歴史観があったのか! 魂で感じる、リアルな昭和史。

「なぜ西欧は、東洋の片隅の日本までやってきたのか」「もし自分がその場にいたら、戦争を止められただろうか」「なぜ日本は再び経済的な発展ができたのか」…本書は、世界の動きを丹念に追いながら、江戸時代から現代までを大きな流れの中で捉え直す。歴史とは単に年表を追うものではない。喜び、悲しみ、誇り、戸惑いなど、時代の嵐に直面した先輩たちの「心」を感じれば、もっと身近になり面白くなる。ステレオタイプな歴史観を排する全日本人必読の書。

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魂の昭和史 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    第一次世界大戦後の、ベルサイユ講和会議の意味、目的。世界的大恐慌の遠因。目にウロコでした。確かに日本は何もわからないまま、昭和に入って行ったんだ。

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    Posted by ブクログ 2011年07月06日

    第一次世界大戦の頃から実は世界は変わっていたのだね(高校の日本史でやったような気もするけど、忘れた)、というのが認識できた。日本の政治は何も決められなく、前例主義だらけでグランドデザインなど描けない、と常々思っていたことは、実は結構昔からそうだったのだ、というのがよくわかった。調整する力、何とかする...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月29日

    江戸時代の末期から平成にかけての日本の時代の流れが、わかりやすい言葉で書かれ良く分かった。
    こうした大きな流れをを知った上で、これからを生きていく事が先のわからない現代では必要だと思った。

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    Posted by ブクログ 2010年11月07日

    北方領土はアメリカがサンフランシスコ講和条約のときに日本のものかソビエトのものかはっきりさせなかったということを初めて知った。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日


    日本人のメンタリティや社会構造・現在の社会の成り立ちを全体的に見渡したいと思い、手にとった。

    恥ずかしながら、歴史小説を含め、日本の歴史をほとんど学んだことがなく、その危機感からとりあえず入りやすい本を探した次第である。

    この本は、江戸の解説から昭和以降の社会構造の変化をエッセンスのみをトピッ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    非常に考えさせられました。
    戦争を知らない年代に向けて、しかも少年や青年に向けての本ということで、文章や説明はかなり平易に書かれています。しかし、内容は重い。
    江戸〜昭和の日本について、経済や外交、戦争を多く説明しています。本の題名の通り、昭和が主。

    私が感じたのは、白人と有色人種の歩み。これはこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年07月14日

    高校生くらいに向けた昭和史。戦争は誰も望んでいなかった。でも、起きた。なぜ?当時の国際情勢、日本人の気持ちが分かりやすく描かれる。歴史を知る意味、生きる糧となるわけが分かる。面白かった。

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    Posted by ブクログ 2014年03月09日

    保守派の論客である福田和也が、若い人に向けて昭和史を分かりやすく語った本です。

    日本が戦争へと突き進んだ時代を、理解できない狂気に支配された時代と見るのではなく、当時の人びとが時代の状況の中で一生懸命生きてきたことに「共感」を寄せることが、歴史を学ぶ上でもっとも大切なことだという考えに基づいて書か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ふたたびテレビ画面に映し出されたスタジアムに目をやると、チュニジア戦の勝利の余韻のなか、日の丸の旗と共に「神風」と書いたハチマキをして声をからしている者がいます。私にはそれが、ピアスをし、髪を染めた若者たちが、自分と親身になる日本という国を見出して、素直にそれを愛する姿のように見えます。この情念があ...続きを読む

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