ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
黒人スラム街にともに暮らし、黒人たちを撮り続けた、フォトジャーナリスト・吉田ルイ子――貧困・麻薬・売春・差別に象徴されるニューヨーク・ハーレムで、人間が人間であることを取り戻すことに目覚めた黒い肌の輝きを、女の感覚とカメラの冷徹な眼でヴィヴィッドに把えたルポルタージュ。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
エネルギッシュで今読んでも全く色褪せを感じない生気あふれる一冊、名著です! 圧倒的に理不尽な人種差別に苛まれ、ドラッグに売春が常態化していて、住人は外の世界をほとんど知らず知る機会もない。そういった外側がある一方、明るさ、優しさ、助け合いに囲まれた人間味あふれる内側もある。 本書はその両側面をリア...続きを読むルに描いてくれて、読み終えてとても熱い気持ちになりました!
人種差別は言葉の上では理解しているけど、物語や神話から入り込んでいるとなると、それを乗り越えるのは想像を絶する難しさがありそう。 白人の綺麗事を言ってる人は実害が出ると手のひらを返すかもしれない。また、黒人を差別しているのは白人だけではない。自分自身も偏見が少なからずあるはずなのでラベルを貼らずに関...続きを読むわることが大事そう。
大学生の頃に読んだこの本を、10年経って読み直した。 私が、海外、特に黒人の暮らしをのぞいてみたいと思ったこと、「女性ジャーナリスト写真家」という存在に興味を持ち始めたことの原点はこの本だ、と実感。
「写真家」という職業があることをはじめて意識したのは、吉田さんの書いたこの本を読んでからだと思う。 雑誌に載っている写真とは違った写真がたくさん。そして吉田さんの言葉。 「こんな写真が撮りたい」と思うような写真ではなく、「これがこの人の撮ったもの」という冷静に鑑賞できる写真。 それでいて何かを伝え...続きを読むたいような強さがある。 吉田ルイ子さんをはじめ、ルイ子さんの心のお師匠様であるユージン・スミス、そして藤原新也氏などの写真を10代の頃から触れる機会があって本当によかったとしみじみ思った。 写真を撮り始めたのは最近だが、一番最初に無言の教えをもらっていたような気がする。
私が日本を飛び出す切っ掛けになった本!!!懐かしい。どうやって出会ったのだろう?!内容も読んだのが昔すぎて忘れてしまったが、当時メデァアで見えるアメリカより、かなりリアルなアメリカにわくわく感というのか、心躍らされた気がします。
私の人生に大きく影響を与えた本のひとつです。ちょうどハーレムが最も変化していた時期に、そこにいた著者の言葉には重みがありますね。きっと世界観を変えてくれると思います。
十代のころ、表紙の写真に引き寄せられるようにして手にした一冊。 差別というものが当たり前であった時代が、ちょうど動き出した頃のハーレム。 「ブラック イズ ビューティフル」と声をあげ始めたそのパワーとエネルギー。 ハーレムでともに暮らし「隣人」として、時にジャーナリストの目線で、肌で感じた体験が...続きを読む愛すべき彼らへの思いとともに詰め込まれた作品。 今読んでも生き生き。文字通りの「熱」を感じた。
内側から見たハーレムの様子がわかって面白かった。個人的にはアングロサクソンの社会の文化よりもマイノリティの文化に興味があるので、興味深く読めた。わたしもハーレムへ行ってみたい。
三読。多分20年振りに読む。表紙の何かに挑みかかるような目をした黒人少年の写真が非常にインパクトを与える。ハーレムから見た60年代のアメリカの姿が生き生きと描かれている。50年前のことを40年前に書いた本なので、現地報告としての使命は既に終えているが、筆者の、そしてアメリカ合州国の青春期の話としては...続きを読む非常に面白い。ケネディ兄弟、キング牧師、ブラックモスレム、マルコムX、ブラックパンサ―、ベトナム反戦、毛沢東、カストロ、チェ・ゲバラ、赤軍派…こんな言葉がまだ希望を持って語られていた熱い政治の季節の物語。良書。
ハーレムという、黒人の住みかで暮らした女性の話。 人種差別について、いろんな研究がなされてるけど、この本では、人種差別を肌で感じてみた感想が述べられている。 特にどのシーンが印象的だったとかはない。 ただ、全体を通して、被差別民族である黒人たちの暮らしついて知れたし、黒人の人間性もすごく伝わってき...続きを読むた。 作者は、どちらかと言えば、黒人を肯定的に捉えてる部分が多いけど、欠点についてもきちんと指摘してるし、偏った見方をしていない。それがすごくよかった。 考えさせられたのは、深層心理として、黒人を下に見てしまう、あるいは無意識のうちに避けてしまっているという点について。 それは、作者の初めての黒人との出会いのシーンからもわかる。 積み重なってきた歴史的な思想を変えるには時間はかかるけど、現代社会を見たら、多少は改善された・・・のかな。 ブラックパンサーが、今どうなっているのか、調べてみたいと思う。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ハーレムの熱い日々
新刊情報をお知らせします。
吉田ルイ子
フォロー機能について
「講談社文庫」の最新刊一覧へ
「ノンフィクション」無料一覧へ
「ノンフィクション」ランキングの一覧へ
自分をさがして旅に生きてます
吉田ルイ子のアメリカ
「吉田ルイ子」のこれもおすすめ一覧へ
▲ハーレムの熱い日々 ページトップヘ