龍宮

龍宮

880円 (税込)

4pt

いとおしき“異類”との交情を描いた8つの幻想譚
霊力を持つ小柄な曾祖母、人間界に馴染めなかった蛸、男の家から海へと帰る海馬。日常と非日常を行き来する玉手箱のような作品集

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    川上弘美さんの英語翻訳版が発売。NYに実際にお越しいただき、直接お会いする機会まで。本当にありがたい。
    人間と異界の存在が交わる不思議な世界観を、まるで日常の中に溶け込ませるような格好で隣接させ、融合していく。客観的な視点から、主観的な視点に移しながら、日常をぐにゃりと曲げていく感じ。秀逸な、それぞ

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    男と女でいることが億劫に感じられました。ああ生きているって疲れる。男がいるからなんだか嫌だ。女であるのが悲しいけどそうあるべきだ。
    睦み合うことのしんどさ、みたいなものを感じました。

    0
    2013年09月29日

    Posted by ブクログ

    エロティックで幻想的な大人のための神話。お伽噺。

    川上弘美の魅力が全開。

    不思議な話なのに、違和感がない。
    現実と非現実の境目が曖昧になる。

    哀しみと暖かさ、愛しさと厭わしさ、
    相反する感情を内包した小説。

    年齢を重ねるごとに読まなくなる作家さんも多い中で
    川上弘美の作品は、どんどん好きにな

    0
    2013年01月20日

    Posted by ブクログ

    得体の知れないことが不確定のままゆるゆると起こり変化し続ける。理屈とかこねないで夢の中なんだからあるがままに受け入れちゃえば?みたいな話。言葉だけでその体感が出来るのが川上さんの文章のすごいところ。ときどき眠るみたいに読むと落ち着く。轟という話がお気に入り

    0
    2012年12月01日

    Posted by ブクログ

    初めての川上弘美氏。大人の昔話のような、なんとも不思議な物語。こうやって人の世界に紛れている「人」がいるのかもしれない。昔ならいたのかもしれない。文章や言葉の流れ方が好き。

    0
    2024年01月05日

    Posted by ブクログ

    こんな物語たちがこの世にあってとてもうれしい。
    何が良いとか、どういいとか、どう解釈したとか、そんなことを細かく語れないし、無理に言語化するのも違うと思のだけど、とにかく心惹かれる。
    むかし、『神様』を読んでから絵本を読んだ時の様な、優しい気持ちになると同時に悲しくなる感覚があって、今回の短編はどれ

    0
    2023年10月21日

    Posted by ブクログ

     名前が付けられたり付けられなかったりするような不思議な人間ではない生物の生き様やその生物と人間との関わりを描いた幻想譚の短編集。
     始めはそれぞれの話に出てくる怪異が何かのメタファーなのではないかと思って一つ一つ考えて読んでいた。けれど、「荒神」まで読んだところで、そこまで深く考えずに不思議な世界

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    あなたは、ほんとうはここにいないものでしょう。
    人と人にあらざるものとの8つの短編集。
    人間界に馴染めず異生物になって現れたり、不思議な昔話だったり、夢の中の物語のような気がした。人と人以外のものたちとの絡みが不思議な世界観でした。
    ぼんやりしたいとき、すっと頭に入ってきて違和感がなかったです。

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    人間と人ではないものとの交流を描いた、幻想的な8編を収めた短編集。

    川上弘美の作品を読むたびに、異世界にずるりと引きずり込まれる感覚が心地よい。しっとりとしているのに陰湿ではなく、艶めいているのに淡々としていて、深い海の底をゆったりと漂っているような気分になる。
    まだまだ未読のものがあるので、少し

    0
    2019年07月31日

    Posted by ブクログ

    奇異なファンタジーというか、異種との交流が何とも違和感はあったが、いつの間にかひきこまれるように。

    題名のつけ方も素敵。

    0
    2019年01月02日

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