現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル

現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル

1,056円 (税込)

5pt

20世紀以降、芸術概念は溶解し、定義や可能性を拡張した新しい潮流が続々と生まれている。アーティストは、差別や貧困のような現実、震災などの破局的出来事とどう格闘しているのか。美術は現代をいかに映し、何を投げかけたか。本書は難解と思われがちな現代美術を、特に第二次世界大戦後の社会との関わりから解説、意義づける。世界中の多くの作家による立体、映像、パフォーマンスなど様々な作品で紡ぐ、現代アート入門。

...続きを読む

現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    現代美術の流れを世界の流れと日本の流れそれぞれを通しで解説しています。なるほど、世界の流れと日本の流れには違いがあるのか。道理で外国の現代美術を見ると首をひねることも多いわけだ。後ろの方には現代美術と政治の関わりを反体制以外の側面も含めて書いてあったのも良いです。良くまとまっている、これこそ新書とい

    0
    2021年09月28日

    Posted by ブクログ

    現代アートを俯瞰してみるにはもってこいの一冊。

    ジャンル、時系列、潮流ごとに話しがまとまっているので「現代アートのいろは」を知りたい方。何となく現代アートを知っている人には体系立てて整理できるので初心者にも、既にかじっている人にも良さそう。

    その中で気になったジャンルが見つかったらそこを深掘って

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    教科書的な本 これを読んでおけば現代美術の歴史や単語をさらえる 手元に置いておきたい本


    美術史が歴史そのものであること

    批判することによって次の世代が発生すること

    美術が社会の中にあること

    特に後半あまりにも社会にどう呼応するか?ということになっていき、今後の自分の制作どうしようと気が重く

    0
    2019年12月01日

    Posted by ブクログ

    現代のクラフトや古い町並み、環境保護の人気は19世紀の芸術運動ウィリアム・モリスの「アーツアンドクラフツ運動」が源流7
    モリス⇒芸術は必ずしも単独で行われるものではなく、常に他社との協働作業か開かれている(現地の震災復興コラボアートなど)10

    柳宗悦の民芸運動はクロポトキンの「人類や社会の進化、発

    0
    2021年11月06日

    Posted by ブクログ

    芸術を社会という視点から見つめ直した本。

    西洋のお話しだけでなく、日本を含むアジアのことにしっかり触れていて、
    なるほどなーと思いながら読みました。

    それぞれの作品の説明に愛が感じられます。

    内容は難しくなく、知ってることも多いのですが
    改めて知っていることとそれを外に表すことの間にはそれはそ

    0
    2021年10月12日

    Posted by ブクログ

    戦争や経済、人種、性別など様々な要因、そして時代によって影響を受け、また与えてきた美術史を解説した良書。
    改めて戦後の日本の美術の歴史が、世界からみると異質だったと言うことがわかる。

    0
    2020年12月15日

    Posted by ブクログ


    60年代から現在にかけて、現代アートが、世界・日本・トランスナショナルな面においてどのような変容を遂げたのかを概説した本。芸術と社会の関わり。

    芸術といえども社会と不可分であり、その流れを掴むことができる。ただなんとなく、現代アートの「流れ」を掴むというよりは、時期ごとにどんなアートが生まれたか

    0
    2020年03月07日

    Posted by ブクログ

    ボリューミー
    普通に美術史
    帯から伺えるワクワク感はなし
    現代美術史を新書でやるとこれが正解なのだろうけどもっと引き入れるように書けるのではと

    0
    2020年12月20日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦後の現代美術の歴史を、欧米、日本、トランスナショナルと分けて概観。アートがいろんな形になっていく経過とか、それぞれの作品の社会的な背景など勉強になった。

    0
    2019年11月23日

    Posted by ブクログ

    図版はほぼなし。

    冒頭の現代芸術の源流の説き起こし、現代美術の特徴の提示は良かった。しかし、途中から延々と続く差別や戦争をテーマにした記述は、芸術の大事な側面だと思うが、それだけが現代芸術ではないのだから、総合的に見て「タイトル」に偽りがあったと言わねばなるまい。

    また、差別や戦争をテーマにした

    0
    2020年05月16日

現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公新書 の最新刊

無料で読める 趣味・実用

趣味・実用 ランキング

同じジャンルの本を探す