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Posted by ブクログ 2019年01月07日
15年ぶりくらいに再読
作者の各評伝だけでなく小説全作を合わせても著しく小説らしい作品
かたきとしての「官吏」だけでなく
それに対して処そうとするやりかたのあまりに特異な父親にも
そしてそれを知ることのないまま社業を放った自身にも
複雑な感情を乗せている
星一という現在の目からも怪異な人物の一側面を...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月22日
大正期の経済・医薬界を駆け抜けた星一。官やそれと結託した企業に足を引っ張られ、泥沼であがくような企業人人生ではあったが、その生涯は颯爽とした印象を受ける。彼の屈託のない、未来への希望を失わない姿勢が、そう感じさせるのだろう。ここで語られる物語は、現代への批判性を失わない。星新一というストーリーテラー...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
星新一といえば「ショートショート」
気持ちよく読者の"読み"を裏切ってくれるSF。
しかし、この本は実話ベースで
星新一の実父・星一(ほし-はじめ)がモデル。
星製薬の経営者である父・一
星薬科大の創立者として今も名前が残っています。
民間における努力がいとも簡...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月19日
星新一の父である星一の活躍を描いた伝記である。 星一のたぐいまれなる手腕と人格で頭角を現していくが、官吏から嫌われたことで執拗ないやがらせをうけるはめになる。 「出る杭は打たれる、出すぎても打たれる、出なくとも打たれてしまう」と当時の日本ばかりでなく現代の日本にも当てはまる非常に興味深い。 当時と現...続きを読む
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