館島

館島

660円 (税込)

3pt

巨大な螺旋階段の下に倒れていた当主の死因は、転落死ではなく墜落死だった!? 天才建築家・十文字和臣の突然の死から半年が過ぎ、未亡人の意向により死の舞台となった異形の別荘に再び事件関係者が集められたとき、新たに連続殺人が勃発する。嵐が警察の到着を阻むなか、館に滞在していた女探偵と若手刑事は敢然と謎に立ち向かう! 瀬戸内の孤島に屹立する、銀色の館で起きた殺人劇をコミカルな筆致で描いた意欲作。『謎解きはディナーのあとで』『もう誘拐なんてしない』『放課後はミステリーとともに』などで注目を集めるユーモア推理の気鋭が放つ、大トリック炸裂の本格ミステリ。

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館島 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ


    『仕掛島』を読む前に、なんとなくの気持ちで読んだ一冊でしたが、こちらのトリック、今までにないワクワク感があり、なかなか面白かったです。

    198×年、すなわち80年代の日本を舞台にした物語なのですが、携帯電話がないくらいで、現代とそれほど違和感を感じない設定で、すぐに内容に入り込むことができました

    0
    2022年10月10日

    Posted by ブクログ

    時代設定が少々古いこともあって、作品にどういう影響があるのかと思いきや、あるようなないような。

    ただ、思ったよりも壮大でかつ氏らしからぬ正統派らしいトリックだった(笑)。今回、ユーモアはどちらかと言えば控えめで、むしろそれが伏線になるようなことはあまりない。全くないわけじゃないし、解決へのヒントに

    0
    2022年02月23日

    Posted by ブクログ

    館に島だしちょっと厚めなので壮大な感じがして、気軽に読める作品が好きな自分には難しいかなと思ったがそんなことはなかった。
    キャラクターも面白く、読みやすく最後まで止まらずに読み終えられた。

    0
    2022年02月20日

    Posted by ブクログ

    初東川篤哉。コミカルなやり取りも面白いし、あまりに大胆なトリックにも脱帽。『斜め屋敷の犯罪』にも匹敵する、愛すべきバカミスです。この作者、とても気に入りました。

    0
    2021年05月23日

    Posted by ブクログ

    コメディー要素が強いが、ちゃんと本格ミステリー。特徴的な建物が、綾辻行人の十角館の殺人を連想させる。1980年代、瀬戸大橋が完成する前の時代設定で、台風の大きさはミリバール、野球チームは大洋、と今の若者には馴染みのない表現も懐かしい。今年出た『仕掛島』を続けて読んでみようと思う。

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    物語の舞台となった別荘。
    この形に意味がないわけはないよなぁ。絶対に、トリックとして使われるよなぁ、と思いながら読み進めていました。
    トリックの詳細は予想していた通りのものでしたが、犯人の断定はできず。理由がまさかでしたので。

    まあ、予想はつきやすいトリックだとは思うのだけど、そもそもこの別荘の外

    0
    2022年11月19日

    Posted by ブクログ

    半年前の事件の関係者が再び集まり
    そこで起きた殺人事件を追う
    刑事と女探偵のやり取りはおもしろかったです
    そして終盤の謎解き
    現実に可能なのかなとちょっと思っちゃいましたけど
    まぁ楽しめました

    0
    2021年11月20日

    Posted by ブクログ

    キャラクターも面白く、キャラクター同士のコミカルなやり取りも面白く読みやすく。ノンストレスで読めた。
    読めない漢字や分からない事が無く理解し難いことも無く。読ませるために書いてある。素敵な作品だと思う。
    純文学ばかり読んだ後なので尚更そう感じているのかもしれない。

    六角形の建物のなかで未解決の事件

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    この人の作品は初めて読んだんだけど物語の進め方や壮大なトリックは読んでいてすごく楽しめたし最後はホッコリした気分にもなれてよかった。
    ただこれがこの人の持ち味で好きな人にはこれこそが東川篤哉だっていうところなのかもしれないけど、自分にはこの時々折り込まれてくるくだらないジョークがあまりにも肌にあわな

    0
    2018年09月02日

    Posted by ブクログ

    あらすじを読んだだけで、綾辻行人「十字館の殺人」のパロディとすぐにわかる。作品の中にも「十字館の殺人」の題名を何気なく出しているので、狙ってやってるのは確実。ご本家と同じようにあっと驚くようなしかけあり、それを終盤で怒涛のごとく謎解きしている感じもお見事。
    瀬戸内海という場所と妙に古い時代設定も最後

    0
    2018年08月08日

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