装丁物語

装丁物語

924円 (税込)

4pt

4.2

星新一から村上春樹まで――かくも愉しき装丁今昔

洗練と温かみを両立させたそのデザインの源泉は、
幅広い好奇心と書物への愛着。

依頼を受け、ゲラを読み、絵を描き、文字を配して、紙を選ぶ。
描き文字の工夫、レイアウトや配色の妙、
画材あれこれ、紙の質感にも心を配って、
一冊が出来上がるまでのプロセスを具体的に紹介。

数多の装丁を手がけた和田さんが、惜しみなく披露する本作りの話

〈電子版は和田さんの装丁をカラーで満載〉

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装丁物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    手元に読む本がない……という非常事態(笑)。
    でもさがせばある。
    途中で置いていた、和田さんの本。
    イラストを描いたり、デザインをしたりと一応、和田さんと同じ仕事だけど、ま、力量もなにもかも違いすぎる…というか中学の時、和田さんの「お楽しみはこれからだ」を読んでそのまま和田さんに憧れた私にとっては大

    0
    2023年12月25日

    Posted by ブクログ

    グラフィックデザイナー、イラストレーター。数多くの本の装丁を手がけた第一任者が語る装丁のディープな世界。

    本選びには直感が大事。とはいえジャケ買いするからには装丁のチカラも大きいことだろう。

    本書は読書好きなら誰でも見たことのある独特のイラスト、和田誠が装丁の世界を語る楽しい一冊。何気ないカバー

    0
    2023年11月08日

    Posted by ブクログ

    もうなんだろう。
    自分で意図したわけでもないのに、この本の前に読んでいたのが『シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々』『古くてあたらしい仕事』だったりして、そこでユリシーズや和田誠さんの話が触れられていたりして。

    本の力というものがあるならこういうことなんだろうなぁ。。。

    本当に最後のバーコ

    0
    2020年11月30日

    Posted by ブクログ

    気づくと、和田さんの本を手に取っていることがある。
    和田さんの装丁された本はすぐ気づくし、絶対中身も面白いだろう、となぜだか思ってしまう魔法がある。

    時代の変化でイラストレーションやデザインの周辺も色々変わっているけれど、変わらない和田さんのポリシー。本当に装丁のお仕事好きなんだなぁと。

    バーコ

    0
    2020年03月17日

    Posted by ブクログ

    書店で何気なく見かけて、気楽に読めそうと思って購入したが、意外と面白くて佇まいを直しながら読んだ一冊。

    村上春樹との共作「ポートレイト・イン・ジャズ」を手掛けるなどイラストレーターとして活躍し、昨年逝去した著者がライフワークとして手掛けた”装丁”をテーマに、様々な作品のエピソードが語られていくのだ

    0
    2020年03月15日

    Posted by ブクログ

    装丁物語だけど言葉だけで説明されても面白い訳がない。写真があっても白黒で小さい。
    さらに文庫であっては残念でしかありません。
    和田誠の蘊蓄を読む本なのかな?

    0
    2023年07月20日

    Posted by ブクログ

    筆者の手掛けた装丁についてのエッセイ
    最終章のバーコードについて、はデザインと利便性の天秤の悩ましさを感じる興味深い内容だった

    0
    2020年04月02日

    Posted by ブクログ

    本作りの本。本にまだバーコードが印刷されていなかった頃の装丁の話。
    紙の種類など知らないことが多く興味深く読んだ。
    筆者の本に対する愛情を感じる。

    0
    2020年03月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    和田さんの語り口は謙虚で穏やか。そして責任を持って仕事をしてきたという誇りが随所に見てとれる。
    その仕事ぶりは作家や編集者、イラストレーター、写真家の、自身ではない人の仕事を最大限に尊重する姿勢によって貫かれている。《ミドルマン》のお手本のような和田さんの、その語り口がガラッと変わるのは最後の章。書

    0
    2023年04月27日

装丁物語 の詳細情報

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