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「日本の寿命」は尽きたのか! 少年凶悪犯罪、エリート汚職、心まで荒廃した日本人に再生の道はあるか? ――薬害エイズ、証券・金融腐敗。阪神大震災への拙劣な対応。超優良企業が社会に背を向け、モラルを喪失したエリートが私利をむさぼる。戦後半世紀、いったいこの国に何がおきているのか? 再生への道は常に現場にありとする著者が、蔓延する精神の頽廃(たいはい)にメスを入れ、価値観の180度転換を訴える警世の書。
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Posted by ブクログ
あらゆる要素を抽出し、時代の抽象化をすることで、未来の形を捉えることができるということをはじめに感じた。やはり歴史から学ぶことは多い。
結構古い本で、阪神大震災とか、 もんじゅとか、オウムとか、第二次世界大戦とかがテーマなんだけど、 その当時から全く変わってないな日本は。って思った。 東北の大震災や福島原発はその当時の反省を少しでも活かせてるのでしょうか?? あまりにも「縦割り・内向き・保守」が染みついてしまっている気がする。 ...続きを読む もちろん私も例外でなくて。 もし私が、戦時の人間で、死ぬか捕虜になるかみたいな場面があったら、 きっと、死ぬことより狭い社会でつまはじきにされることのが怖くて死んで行ってたんだろーなぁと思います。 今だって、自分がピラミッドのどの位置にいるかとか気にしてびくびくして、枠組みの中で物事考えて、自分がどう思われてるのかとか、 そんなばっかりで、それじゃこの本に書いてあることと同じ。 まずは間違いを認めること、人に助けを求めることから始めてもいいんじゃないかなって思いました。
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柳田邦男
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