死学のすすめ - 死はおそれるものではなく学ぶもの -

死学のすすめ - 死はおそれるものではなく学ぶもの -

1,100円 (税込)

5pt

3.5

老いも病いも楽しめる
人生の後半に必要な操作は、許容、納得、断念、回帰

長生きすればすれほど、死は身近なものになる。死から目をそらすことなく、死を意識して生きてこそ、限りある生が輝く。
本書は、高齢者のための死学講座として、幼少の頃から死に向かう志向があったという著者の死生観をあますことなく紹介する。あらゆるものは貸し出されたものにすぎない。

自分に謙虚になることで、一生を振り返る
知覧一青年たちは何のために死んだか
マルクス・アウレリウスの『自省録』
死者が残すべきは「身軽くて温い記憶」
いい離婚は経験豊かな人にしかできない
晩年の義務は、記憶さえ押しつけがましくは残さないこと


【著者プロフィール】
曽野綾子 (その あやこ)
1931年、東京生まれ。聖心女子大学英文科卒業。
1979年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。
1993年、恩賜賞、日本藝術院賞受賞。
1997年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。
1998年、財界賞特別賞を受賞。
1995年12月から2005年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員。
2012年まで海外邦人宣教者活動援助後援会代表。
2009年10月から2013年6月まで日本郵政株式会社社外取締役。
著書に、『思い通りにいかないから人生は面白い』(三笠書房)、『夫の後始末』(講談社)、『長生きしたいわけではないけれど。』(ポプラ社)、ほか多数。

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死学のすすめ - 死はおそれるものではなく学ぶもの - のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    キリスト教をからめた
    生と死の問題について
    曽野先生はやはり 凛としたものを
    お持ちだと思います
    私はキリスト教者ではありませんが
    常に死を思う メメントモリ という
    警句は 非常に心近しいものを感じますので
    心に刻んで生きていきたいと思う本でした

    0
    2020年06月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     曽野綾子「死学のすすめ」、死はおそれるものでなく学ぶもの、2020.4発行。私が学んだのは: ①ユーモアは人間の最期にもっとも相応しい芸術となる ②最期の瞬間まで、その人らしい日常性を保つ ③別れ際のいい人になる。

    0
    2022年05月31日

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