こんな親が問題児をつくる 一万人の非行相談から

相部和男

非行少年１万人あまりと、苦楽をともにしてきて得た結論は、非行の火種は、幼児期に消さなければならない、ということだ。生まれたとき、無地であった子供に色をつけるのは、周囲の大人たちである。それは、最も身近な親であり、教師である場合もある。不良少年は、一人もいない、みんな不幸少年だ。非行を防ぎ、非行から立ち直らせるための処方箋。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: 講談社
• 掲載誌・レーベル: 講談社文庫
• ページ数: 236ページ
• 電子版発売日: 2020年04月03日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

家の本棚に大量にある子育て関連の本を見ると、こんなにたくさんの本を必要な物だと思うほどに、私のことを大切に育てようとしてくれた両親(主に母親)に感謝の気持ちがつきませんでした。この本で全てが解決するわけはないけれど、ひとつの足がかりとか、きっかけにはなりそうな本です。