ポラリスが降り注ぐ夜

ポラリスが降り注ぐ夜

1,760円 (税込)

8pt

多様な性的アイデンティティを持つ女たちが集う二丁目のバー「ポラリス」。気鋭の台湾人作家が送る、国も歴史も超えて思い合う気持ちが繋がる7つの恋の物語。

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ポラリスが降り注ぐ夜 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    すごいよかった!!!!!!!!!!
    女を好きな女たちの話で、自分が知らなかった色々について触れていたり、トランスジェンダー女性の話が出てきたりして物凄く好きだな…と思った。
    夏子の章で、オーストラリアに行った先で出会った人が、30歳のことを「みにくいアヒルの子がちょうど白鳥になる頃」と表現していてす

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    2022年04月15日

    Posted by ブクログ

    LGBTQや性的マイノリティと括って理解したつもりになって安心してしまう(私も含めた)マジョリティたちへ突きつける小説だった。(SDGs=エコ みたいなね)

    彼らはマーケティングの道具じゃないし、国籍や性的志向、性自認に年齢も異なる個別具体的な人間なのだと。インターセクショナリティという言葉を理解

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    2022年01月16日

    Posted by ブクログ

    新宿にあるバー「ポラリス」に集まる人たちの、それぞれの物語。
    知らない言葉がたくさん出てきて、勉強になった。

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    2020年05月31日

    Posted by ブクログ

    新宿二丁目にあるバーのポラリスを巡り人が人を愛するのに異性愛や同性愛やトランスジェンダーの愛などの違いはなく、すべて愛しい人に対する愛であることが分かる。台湾出身で日本語で小説を書いている李琴峰さんの作品。

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    2023年04月22日

    Posted by ブクログ

    7人の女性のセクマイとしての物語がとあるレズビアンバーで交錯する。

    まず風景描写が良かった。
    二丁目近辺の描写がびっくりするほど精確になされていてゲイの自分としては感心した(李琴峰さん自身もレズビアンとのこと)し、
    台湾のひまわり運動についても雰囲気や温度感、匂いまでも伝わってきて、当時faceb

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    2021年12月12日

    Posted by ブクログ

    私意外が仲の良い、あまり知らない人たちのグループの中で、身を潜めている。

    会話の内容が、私の日常の円とは全く重ならなくて、でもその集団では、当たり前でくくられている。
    そんな感じだから、会話に入ることもできなくて、かと言って無表情なのも異物になってしまうから曖昧に微笑んでいる。

    そんな気持ちに似

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    2021年11月09日

    Posted by ブクログ

    意味合いが違うけど ジュンパ・ラリヒさんの「その名にちなんで」を思い出した。
    マイノリティとして生きること、そういう風にカテゴリーに分けられること。そしてカテゴリーに分けることは誰がやるの?…そんな疑問はいつも持っとかないと知らずに「たくさんいる派」の理論で押してしまう…

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    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    様々なジェンダー、人それぞれの捉え方、そして物語の中に深く織り込まれた台湾、中国の歴史。

    ひとつひとつの章の重みが、とても短篇集とは思えないものだった。

    0
    2021年03月17日

    Posted by ブクログ

    ジェンダーっていうのはアイデンティティの根幹を為す部分だと思うから、そこが揺らいでいたり、周りに認めてもらえないというのはすごく辛いだろうな。あと、オードリー・タンの印象が強いけど、台湾でももちろんまだLGBTへの差別が強いんだなと改めて感じた。
    読み進めるうちに連作小説になっていることに気づいて、

    0
    2020年10月13日

    Posted by ブクログ

    読んでいる最中からずっと、帯に書いてある「純愛小説」という単語があまりしっくりこなかった。確かに女性同士の恋愛を描いた作品ではあるけど、純愛小説というよりもっと生々しくてリアリティのある、ほとんどドキュメンタリーのような文章じゃないか。後半の作品では新宿二丁目の歴史までまとめられている。登場人物一人

    0
    2020年06月15日

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