対論! 生命誕生の謎(インターナショナル新書)

対論! 生命誕生の謎(インターナショナル新書)

792円 (税込)

3pt

3.8

生命が生まれたのは、海か陸か? 「地球生命の起源は深海の熱水噴出孔にある」という説を実証すべく、水深2000メートルの深海で生物探査を行う微生物学者の高井研。一方、国際宇宙ステーション(ISS)で行われている生命実験「たんぽぽ計画」の代表を務める分子生物学者の山岸明彦は、「生命は陸上の温泉で生まれた」と考える。「地球最初の生命が誕生した場所はどこか?」「地球最初の生命はどのようにエネルギーを得ていたか?」「生命に進化は必要か?」「地球外生命が見つかる可能性は?」……まったく異なる説を唱える二人が、生命の起源や進化の謎、地球外生命探査について激しく論じ合い、生命の本質を明らかにする。

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対論! 生命誕生の謎(インターナショナル新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    科学者どうしの議論が刺激的。言うべきことは言い、認めるべきことは認める。

    話題の選び方は興味深い。

    最新えられた科学的知見も満載。

    惑星探査の情報だけは、2019年12月の発刊にもかかわらず、結構、変更が必要。そういうもんなんですね。

    0
    2022年02月04日

    Posted by ブクログ

    地球における生命の誕生について、海中説と陸上説で異なる見解の二人が、対論を通して、生命の定義から宇宙生物の存否まで議論を進める。生命のメカニズムに自論を展開する両者は、真実が究明されない中、結着点は見出せないが、各説の説得性は読者に委ねられる。テーマが地球外生命に移行後は、太陽系内のエンケラドス(土

    0
    2021年02月09日

    Posted by ブクログ

    LUCA(Last Universal Common Ancestor)と呼ばれる地球上の全生物の共通祖先が、深海の熱水活動域で生まれたのか、陸地の温泉で生まれた後、深海に移動したのか、それぞれの違う立場の研究者が討論する面白い本だ.p67に図示してあるようにLUCAが約38億年前にシアノバクテリア

    0
    2020年07月25日

    Posted by ブクログ

    2人の意見は常に平行線で、お互いの批判を受け入れて第3の意見が出てくることはない。最初はもどかしく、不毛な議論に見えた。でも、それだけの印象に終わらせるのはもったいない。
    意見が合わないことを前提として読むと、いろんなトピックが、お互いに補完しながら説明されていて、わかりやすく、おもしろかった。

    0
    2023年02月01日

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