トリカブトの花言葉を教えて（新潮文庫nex）

吉野万理子

高校生の星哉は、片想いをしている。相手は祖母の経営するトランクルームの客で、年上の西条さん。最近、優しい彼女の様子がちょっとおかしい。誰かに憎しみを抱いているようだ。トランクルームに関する不思議な秘密を共有していても、西条さんのことを何も知らない――もどかしさを感じた星哉は、彼女の職場であるアートフラワー教室に潜入するが。恋と復讐が交錯する、青春ミステリ。

• カテゴリ: ライトノベル
• ジャンル: 男性向けライトノベル / その他男性向けラノベ
• 出版社: 新潮社
• 掲載誌・レーベル: 新潮文庫nex
• 電子版発売日: 2020年02月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★☆☆]

すごく引き込まれる、わけではなかったけれど読みやすく、悪印象はなし。
続き物だったらしい。前作も読んてみようか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

トリカブト、殺意という単語からてっきりミステリーだと思ってたけど、読み終わってみればまさかの青春小説。読み終わってからシリーズものだと知ったし、いろいろ予定外だった。それでもどんどん読み進められるのは、それだけ完成度が高いということかも。

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズと知らなくて、この巻から読み始めてしまい、すぐに｢あれ？｣となって、慌てて途中でやめ、1冊目を用意してそちらから…と読んだので「まだ続くのかー！」となってます。笑

[ブクログ · ★★★☆☆]

シリーズ2作目と知らずに読んだ。トランクルームに預けた物から亡霊が現れる設定は面白かったが、主人公が憧れる西条さんに共感できなかったのが残念。

[ブクログ · ★★★★☆]

今回は西条さんの過去に寄り添ったストーリーだった。
彼女を取り巻く人々、親子の関係、復讐…様々な感情が複雑に絡まっていた。

最後に千園美先生の親子の蟠りが、ほんの少しだけ解けて良かったと思った。そして、西条さんとの養子縁組も上手くいって欲しい。

星哉のおばあちゃんの具合も気になるので、出来れば続編をと言いたいところだが、この手の話はここで終わらせておくべきなのかなと思った。
ミステリーは、フェードアウトしていくくらいがいい。