EU離脱 ──イギリスとヨーロッパの地殻変動

EU離脱 ──イギリスとヨーロッパの地殻変動

825円 (税込)

4pt

3.8

2016年6月23日。イギリスにおけるEU残留の是非を問う国民投票での離脱派の勝利は、世界に衝撃をもたらした。保守党のメイ首相の下で行われたEUとの離脱交渉は混迷を極め、ジョンソン首相に交代。数度の延期の末、2020年1月末に、ついに正式な離脱へ――。なぜ事態はここまで迷走したのか。それは、EUという存在のあり方と利害抜きには見えてこない。イギリスの内政問題という理解を超え、新たなヨーロッパ統合のあり方を見通す。

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EU離脱 ──イギリスとヨーロッパの地殻変動 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今年の1月末にEU離脱を果たしたイギリス。おそらくBrexit (EU離脱) についてまとまった最新の本。

    2019年代のイギリス議会とEUの離脱交渉は混迷を極め、すこしニュースを見ていても、なかなかついていけなかったが、事実関係をかなり整理できたように思う。特に北アイルランド問題などは本書を読ん

    0
    2020年04月29日

    Posted by ブクログ

    「国民投票自体が事故」というパワーワードから始まり、あれもだめこれもだめで心が折れたメイ政権、未だ未知数のジョンソン政権、そしてイギリスEU読者の「「「まだ(交渉)終わらへんのかい!!!」」」が凝縮された一冊だった。
    時期が時期なだけに生々しく、舞台裏を見せられたような感じ。

    かく言うわたくしもこ

    0
    2020年02月28日

    Posted by ブクログ

    ブレグジットは個人的にもかなり衝撃的だった。当時は専門的な知識は皆無だったが、ヨーロッパはこれからどうなるのか?と何となく気にかかっていたのが記憶にある。

    離脱後の交渉や、北アイルランド問題、再投票の可能性など国民投票後も収束がつかず、イギリス政治にとっても大きなターニングポイントであったことが分

    0
    2021年03月11日

    Posted by ブクログ

     イギリスのEU離脱の話が持ち上がったとき、「親戚同士の内輪もめ。日本やEU以外の国にはたいして影響ないんじゃない?」くらいに思っていたのだが、考えを改めた。
     
     というのも、21世紀に入ってからEUは米国や中国、ロシアに対峙する存在として存在感を増していた。政治的にもしかり、経済的にもしかりであ

    0
    2021年02月06日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フライヤーで読書

    ブレグジットについての知識があまりなかったので、
    もう少し勉強が必要だなぁと感じた。

    EU離脱は52対48という僅差で実現された。

    EU離脱によってイギリスが混迷しているのは、

    ①イギリスがEU離脱の影響をしっかりと理解していなかった
    ②離脱交渉の目標がイギリス政権内で一致

    0
    2020年06月14日

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