復讐の甘い檻

最賀すみれ / ウエハラ蜂

――愛するわけではない。これは復讐の手段だ。

ルヴォー家の令嬢アイディーリアは、
政敵であるフォンタナ家の嫡子シルヴィオと惹かれあい、
ひそかに愛を育んでいた。
だが、ルヴォー家の陰謀によりフォンタナ家は粛清され、
シルヴィオも行方不明になってしまう。
それから五年、
罪の意識に苛まれる彼女の前に、
隣国の大公となったシルヴィオが現れる。
「おまえに許されるのは、俺の慈悲を乞うことだけだ」
愉悦の笑みを浮かべる彼に純潔を奪われたアイディーリアは、
それから毎夜、熱い欲望を穿たれて――。

復讐を誓う大公×贖罪に囚われた令嬢、引き裂かれた恋人たちは再び惹かれあう――


【目次】
プロローグ
一章 惨劇の日
二章 再会がもたらす受難
三章 不道徳な蜜月
四章 裏切り
五章 苦悩と真実
六章 疵を癒やす
エピローグ
あとがき

• カテゴリ: TL
• ジャンル: TL小説
• 出版社: イースト・プレス
• 掲載誌・レーベル: ソーニャ文庫
• シリーズ: 復讐の甘い檻シリーズ
• 電子版発売日: 2020年02月06日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[りんご · ★★★★★]

とてもよかった

コミカライズを見かけて、気になって小説を読んでみました。表紙のイメージ通りの暗いお話でしたが、ヒーローもヒロインも愛を忘れず、歪むことも無く最後はハッピーエンドで良かったです。おねーちゃん最低ですけどね。あと、兵士達の遊びっぷりが素晴らしかった。困るけどいい仕事した！

＃胸キュン ＃切ない ＃感動する

[こうちゃん · ★★★★★]

あゆまる

初めて読む作家さんですが、評価が高いのを見て購入。
読み応えあり、満足で☆5です。

ヒーローとヒロインの両家の確執と惨劇の過去から、再会してもなかなか心を通わせられない2人。

最初のヒーローのヒロインに対する仕打ちはひどいなと思いますが、最後はハッピーエンドで良かったです。

やっぱり復讐より愛でした！

＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[ポット夫人 · ★★★★★]

好み

ヒーローが格好良かった。ヒロインは卑屈だったりなよなよしていないし、好印象。二大貴族が歪み合う時代に、決着がついた「その後」から始まるため先が気になって面白かった。痛快な場面もあり、辛い場面もあり。コメディっぽくてヒーローの部下達とのやりとりも楽しい。ソーニャなら最後のロベール達あたりの云々は合っても可笑しくないけど、そしたら全く違う話で一作品出来そう（笑）シリアスマシマシで。絵柄がとっても好きです！

[匿名 · ★★★★★]

とてもよい！

暗めの展開ですが、ヒーローの5年間は想像を絶するものがあったでしょう。でもずっと変わらないヒロインに又巡り会えてよかった。
ヒーローの部下たちがとても良かった。

[匿名 · ★★★★★]

よかった

ロミジュリ的かなと思っていたが、ヒーローの復讐とヒロインの愛が軸にあり一気読みでした。途中辛い場面もあったけどハピエンでよかった。

＃泣ける ＃切ない ＃ドキドキハラハラ

[コユミ · ★★★★★]

もう少し

ロミジュリな始まりから、ヒーローの家が滅ぼされ、愛か復讐か贖罪かというお話へと展開していきます。舞台となった国を含めたその後の2人がどうなったかがもう少しあれば良かったなと思います。

[Moshi · ★★★★★]

すごく好みの作品。面白かったです！

[ハティ · ★★★★☆]

そんなに辛くはない

復讐というタイトルがついてるがそこまで酷い復讐というわけではないの仄暗い程度。
ヒーローが無体を強いる場面はあるものの、始まりが始まりなのでヒロインもなんだかんだ完全に抵抗しないと言うかむしろ流され気味。
最終的にはきちんとハッピーエンドで良かった。

[aya · ★★★★☆]

ロミジュリ的な良作

作者さん買いです。やはり、読ませる作者さんだけあり、ハラハラドキドキしながらあっという間に読んでしまいました！復讐を誓いながら、ヒロインへの愛情を捨てきれない苦悶するヒーローが良かった！自分の親族の犯した罪を背負いながら精一杯償いをしようとしたヒロインはいじらしくて良かった！最後は2人が幸せになれて良かった！

[匿名 · ★☆☆☆☆]

レビューの評価の良さで購入しましたが､後悔です。
ヒロインのグヂグヂした性格とプライドのなさ､すぐに快楽に溺れる感じが不快でした。無理やり(喜んでたのかもしれないけど)純潔を散らされてもヒーローに「優しくして 」甘えられる図太さ...ちょっと気持ち悪かったです。
ヒーローも歪んでましたね～。仕方ないですけど...。
好みだと思いますが､このヒロインは好きになれませんでした。