もしも刑務所に入ったら - 「日本一刑務所に入った男」による禁断解説 -

もしも刑務所に入ったら - 「日本一刑務所に入った男」による禁断解説 -

880円 (税込)

4pt

3.3

もしも、あなたが刑務所に入ったら……。
誌上でリアルな驚きの体験ができる一冊。

・刑務所に抱きやすい誤解から
・入所から退所するまでの流れ
・受刑者たちの暮らしや楽しみ
・刑務所の知られざる内部事情
・刑務官の過酷な仕事――まで

平易でわかりやすい言葉で追う。

法務省刑事施設視察委員会委員長等を歴任した、「日本一刑務所に入った男」だからこそ語れた、今までの本にない、刑務所新書が誕生しました。

-----------

(著者より)
単純に刑務所内部の様子を紹介するにしても、刑期を終えた元受刑者や、退官した刑務官から漏れ伝わる情報が十分すぎるほど世の中に出回っているのも事実である。

とは言え、刑務所に何度も服役していた人でも、せいぜい数ヵ所が限界だろうし、刑務官として士官していた人であっても、全国各地に配属されることはない。

私は法務省矯正局関連の評議員や刑事施設視察委員会委員長として、刑務所はもちろん少年院や女子少年院など、全国各地の矯正施設を視察してきた。言い換えれば、「日本一、刑務所に入った男」と言っても過言ではない。それだけに、本書で初めて書き記すこととなるサンクチュアリの情報が多聞に及んでいることだろう。

もしも刑務所に入ったら―――と、想像しながら一読して頂ければ幸いである。


(構成)
序章 刑務所に足を踏み入れるには?
第一章 「罪」によって行き先が決まっている
第二章 刑務所の暮らしはどんなものか?
第三章 受刑者の楽しみと癒し
第四章 刑務官とはどのような職務なのか?
第五章 刑務所が抱えている問題
終章 出所後の生活


その驚きの実態の数々に、ページをめくる手がとまらなくなる。
――――と同時に、決して悪いことがしたくなくなるはずです!

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もしも刑務所に入ったら - 「日本一刑務所に入った男」による禁断解説 - のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    普段は入ることができない場所のことを追体験できることが読書の醍醐味だと思っているので、こういう本はつい手にとってしまう。全体的にみれば日本の刑務所って割とゆるいのかな?なんて思ってしまった。そりゃもちろん自由を奪われるのはとても辛いことなんだけれど、結構イベントに溢れてるんだもの。でもよくよく読んで

    0
    2023年05月12日

    Posted by ブクログ

    ●わりと淡々とした記述。さらっと読める。
    ●佐藤優の獄中記で多少は知っていたので、そこまでの新鮮さはなかったが、刑務官への暴行がかなりあるのにはショックを受けた。
    ●孤狼の血2で、受刑者がお礼参りで刑務官の家族を襲いに来る描写があり、フィクションにせよ、可能性がゼロではないので難儀だなあと。
    ●そも

    0
    2022年05月14日

    Posted by ブクログ

    所要時間:3.5
    オススメ度:
    身内 3
    身内以外 4
    過去の自分(20歳) 4
    未来の自分(60歳) 3
    子供が【16】歳のときに読んで欲しい

    0
    2021年06月23日

    Posted by ブクログ

    学者として日本全国の刑務所を回った!、と言う意味での「日本一」。じっくりしみじみ読ませるという味は無いが、読者が刑務所にはいったら、という前提で平易に書かれていて分かりやすく面白かった。

    0
    2020年08月17日

    Posted by ブクログ

    著者の名前でアレっと思ってググったら河合隼雄の息子とWikipediaには書いてある。
    人柄は随分違う。息子さんは俗っぽい感じ。文学者に敬愛された父上より庶民寄りの感覚をお持ちの印象。
    面白さは実体験を描いた『刑務所の中』(花輪和一)の方が上なのだが、あちこち視察してきた人ならではの情報が興味深い。

    0
    2020年04月13日

    Posted by ブクログ

    刑務所解説本。刑務所の中も高齢化、無料の老人ホーム状態とは考えもの。二犯の者より五犯以上の者が多いとは大きな問題ですね。出所者を社会で受け入れて再犯率を下げる、よく聞きますが、いうのは簡単、いざ自分の身に降りかかってきたらできるかどうか・・・。元々知り合いで、犯罪の理由にも理解の余地があればまだしも

    0
    2020年02月26日

    Posted by ブクログ

    刑務所の中の生活、実態について、リアルに綴られた本。
    ・受刑者は規則正しい生活を強いられ、外にいた時よりも健康になる者もいる。
    ・刑務所も犯罪レベルによって収容先は異なる
    ・トイレ、食事は分刻み。風呂は週3回と毎日入れるわけではない。
    ・刑務官の仕事は過酷な分、給与も高めに設定されている。
    ・出所か

    0
    2020年01月31日

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