残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか

836円 (税込)

4pt

ヒトは心臓病・腰痛・難産になるように進化した!
複雑な道具を使いこなし、文明を築いて大繁栄した私たちヒトは、じつは「ありふれた」生物だった――。人体は「進化の失敗作」? ヒトも大腸菌も生きる目的は一緒? 私たちをいまも苦しめる、肥大化した脳がもたらした副作用とは? ベストセラー『絶滅の人類史』の著者が「人体」をテーマに、誤解されがちな進化論の本質を明快に描き出した、知的エンターテインメント!

序 章 なぜ私たちは生きているのか
第1部 ヒトは進化の頂点ではない
心臓病になるように進化した/鳥類や恐竜の肺にはかなわない/
腎臓・尿と「存在の偉大な連鎖」……
第2部 人類はいかにヒトになったのか
腰痛は人類の宿命だけれど/人類が難産になった理由とは/
一夫一妻制は絶対ではない……
終 章 なぜ私たちは死ぬのか

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残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    進化論の本ではあるが、心臓、肺、腎臓などなど、臓器の機能についても学べる。
    進化に関するよくある誤解についても、ひとつひとつ丁寧に説明してあり、誠実に書かれている。良書。

    0
    2022年07月25日

    Posted by ブクログ

    「子孫を残すのに有益かどうか」だけが構成に引き継がれていく。「子育て」とう役割はあるにせよ、子孫を残した後の親世代は、早死にしようが知ったこっちゃない的な話は確かに納得。

    0
    2022年06月19日

    Posted by ブクログ

    新書ですが内容は濃かったと思います。
    ヒトはどんな特徴を持っていているかがよく分かり、例えも面白くて楽しめました!

    0
    2022年06月09日

    Posted by ブクログ

    易しい語り口で、イメージしやすい例え。とても読みやすく、スルッと入ってくる感じでした。
    突然の某キャラへの例えには度肝を抜かれましたが。イメージはしやすい。イメージはしやすいけど…それ!?という(笑)

    0
    2022年01月31日

    Posted by ブクログ

    なんか堅苦しい感じではなくてすごく読みやすく、すごく面白かった。

    人間は進化の最終形態ではない。

    色々と目から鱗の内容がたくさんで、新たに得る知識がかなりの数あっただけでも読んだ甲斐があった。

    気になったら、ふとした時に読み返したい。

    0
    2021年09月05日

    Posted by ブクログ

    読みやすくて面白い! 進化論の本はそれなりに読んでるつもりだったけれど、目から鱗の点多々。

    人間の手のほうがチンパンジーの手よりも原始的、という一点だけでも、人類が進化の最終形態であるかのような自己認識をコテンパンに覆すのに十分。

    二足歩行が生存競争上有利な要素として進化の方向性が出始めたのは、

    0
    2021年03月04日

    Posted by ブクログ

    腰痛、難産などの不都合を抱える人体。だがそれは必要な進化だった。
    そもそも生きる・死ぬとはなにか、進化はなんのためにあるのか…。

    【生きているとはどういうことか】
    ではまず「エネルギーを吸収している間だけ一定の形をしていて(散逸構造)、ときどき同じものを複製する」とする。するとガスコンロや台風な

    0
    2020年11月06日

    Posted by ブクログ

    学校で習ったことの記憶を辿ると、多くの生き物がいる中で哺乳類はそのピラミッドの頂点にあり、さらに「ヒト」はその上を極めています。確かに我々「ヒト」は他の生物を利用したり食べることで生きています。

    頂点に至る過程で私達は様々な進化を遂げてきたのですが、この本によると、その進化は「不完全」であるという

    0
    2020年04月02日

    Posted by ブクログ

    地球上の生物は長い年月をかけて進化を続け、今も続いている。一般的な考えでは「進化」とはバージョンアップであり、その頂点に人類がいる、ということだろう。が、本書で語られる「進化」とは単なる変化であり、その生物にとって良いこともあれば、悪いこともある。生物にとって何より重要なのは次世代を残すことであり、

    0
    2020年03月12日

    Posted by ブクログ

    生物の進化に関する最近の理論。ヒトが生物進化の到達点かというテーマで進むさほど残酷でない進化論。

    新書ならではの実に分かりやすい進化論。進化は決して完璧なゴールがあってそれに向かっているんけではなく、あくまでも偶然の産物。結果として飛んだり二足歩行したりの役に立っている。

    鳥や恐竜の肺の方がヒト

    0
    2020年02月27日

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