「身軽」の哲学(新潮選書)

「身軽」の哲学(新潮選書)

1,320円 (税込)

6pt

4.5

人は、後半生になると重荷を下ろしたくなるものだ。西行、親鸞、芭蕉、良寛に共通するのは、人生の折返し点を過ぎ、歌や句に傾倒していったこと。肩にのしかかった責務や思想、人間関係などから解き放たれ、旅に出て「うた」をつくった。孤独を楽しみ、軽やかな自由の世界にあそんだ。『「ひとり」の哲学』に続く、心にしみる人生論。

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「身軽」の哲学(新潮選書) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    病を経ての本書で、山折先生は、西行、親鸞、芭蕉、良寛を追い、身軽になっていったその足跡を綴るもの。いま、90歳を越えておられると思いますが、身軽な暮らしをなさっているでしょうか。

    0
    2024年03月03日

    Posted by ブクログ

    山折老師の「哲学」というか、エッセイに近い人生の「終末期」に関する考察である。簡潔にして平明な名文が、そのように感じさせるのだろう。インドでは古来、人生では「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」の四住期を経るのが理想とされるが、日本で特に「林住期」「遊行期」に特徴的な業績(?)を残した4人・・・西

    0
    2019年07月21日

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