ロシアを知る。(東京堂出版)

ロシアを知る。(東京堂出版)

1,500円 (税込)

7pt

ロシアの裏の顔から表の顔までとことん知り尽くす作家・佐藤優氏と、歴史・経済の観点からこの国を読み解くジャーナリストの池上彰氏。そんな二人がロシアをめぐり徹底的に語り尽くす。領土交渉のゆくえからソビエト連邦の功罪と崩壊の理由、プーチン人気の秘密、ロシア人の国民性とウオッカ、スパイ事件、日本にとってのロシアなど、このつかみどころのない大国を、ありとあらゆるユニークな切り口から描き出した書。池上彰氏が、ロシア通の佐藤氏から巧みに引き出すロシアの「知られざる一面」は、読み手をぐいぐい引き込む魅力を持ち一気に最後まで読ませる。今後の日露交渉のヒントも。さらにはロシアの分析を通して世界を知り、日本を知ることにもつながる本書は、学生からビジネスパーソン、国際問題に関心のある人まで幅広くお勧め。

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ロシアを知る。(東京堂出版) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    佐藤優は本当にすごい人だと思う。
    ただ、2019年発行のこの本では
    「ウクライナ侵攻はないだろう」としている。
    確かに国境を「面」で考えるロシア人にとって、侵攻は「合理的」ではない。
    ウクライナ反攻が功を奏しても、ウクライナとロシア双方の不幸はかなり続くだろうなあ。
    それにしても、ロシアについて、我

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    この二人がタッグを組めば鬼に金棒。ロシアのことが表から裏からよく分かる。自分の判断基準で相手を非難することはたぶん簡単なことで、相手のことをよく知り、どういう考えでそういう行動を取るのかを理解するように努めることが、問題の解決の第一歩になるのではないかと思う。

    0
    2022年04月07日

    Posted by ブクログ

    ロシアとウクライナを見ていて、両方の立場を知りたいなと思っていたところ家の本棚で発見。

    ロシアにとって干渉国がないということはやはりすごく恐怖なんだなと改めて感じた。出版から3年経っているけれど、すごく参考になる本だと思う。

    3年前には西側諸国とロシアの関係は悪くなっていく事件はいろいろあって今

    0
    2022年03月07日

    Posted by ブクログ

    ロシア専門家の佐藤氏の独壇場。池上氏との対談形式なのでいつもより非常にわかりやく丁寧に書かれていて、あまりよくわからないロシアの新たな面をいくつも見せてくれます。日本のバブル以降が丁度ソ連からロシアへの過渡期で、今後の日本の将来を暗示する、または参考になるロシアの姿がわかりやすく解説してあり、とても

    0
    2019年07月19日

    Posted by ブクログ

    佐藤優と池上彰の対談。ロシア・ソ連について語りあう。
    世界情勢については、両者ともに詳しいが、ロシア・ソ連については、専門家であり実務経験がある佐藤優の知識の深さが一段上の印象。博識の池上彰もここでは聞き役になっている。
    ロシアは日本のお手本とすべき国であるが、物事の見方が日本人とは大きく違っていて

    0
    2020年01月11日

    Posted by ブクログ

    佐藤優・池上彰の両氏は現代日本の知の巨人と同時に貴重な時代の批判者。特に後者について学ぶこと多い。
    佐藤優氏の知識・知見は圧倒的。Globalの力を見せつける
    1.ソ連は資本主義を善導していた→修正資本主義
     社会福祉・教育・格差など アンチ新自由主義
     ソ連崩壊の後、西側体制も放任・劣化した
    2.

    0
    2022年12月18日

    Posted by ブクログ

    ”身になる読書術”から。ロシア絡みってことで、まさに今、読んだ方が良い本かな、ということで。本書の頃、コロナもウクライナ進行もなかったし、当然、書かれた内容とは全く違う”その後”を知っている訳だけど、かの国、ひいてはプーチンの何たるかは、垣間見えてくる気がする。日本とロシアは近い、っていう言及がある

    0
    2022年06月13日

    Posted by ブクログ

    ロシアのイメージは、テレビを通して見えるプーチンだったり、読書をする人の多くは、この佐藤優が語るロシア観、あるいは米原万里、ドストエフスキーだろうか。中でも最近は佐藤優の、しかも外交官時代の昔話が印象作っている感じがあり、日本人のロシア観の主流がそれならば、まさにアネクドート的で大丈夫だろうかと思う

    0
    2022年06月11日

    Posted by ブクログ

    一読して更にロシアが分からなくなったというのが正直なところ。
    それにしてもあの国家体制、国民性はやはり異質で独特だな。
    一度行ってみたい。

    0
    2020年04月27日

    Posted by ブクログ

    池上さんより 佐藤さんの方がロシアに詳しいのは当然だと。ただ良き話し相手がいるから 話の質も上がるのではないかと思います。

    0
    2020年02月12日

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