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本の感想を複数人で語り合う「読書会」は、一人の読書よりも格段にメリットが多い。誰かの意外な感想が、自分に足りない視座を教えてくれ、理解できなかった箇所は、他の参加者が補ってくれる。課題本は、ビジネス書、小説、哲学書なんでもいい。感想を自分の言葉で表現する行為は、新しい自分の発見へもつながる。参加の仕方、会の開き方からトラブル対処法まで、日本最大規模の読書会主催者がその醍醐味を伝授。
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Posted by ブクログ
本を読む理由を、「自分では生きられない人生を生き、視野をひろげるため」とし、読書会に参加する理由を、「一冊の本の感想を複数の人と持ち寄り、より多面的な視座を得るため」とする。共感。
読んだきっかけは単純に読書会に参加してみたいけど読書会ってどんなん?っていう興味から。 でも、「アウトプット」「言語化」が最近の自分の課題で そのことに関する記述が多くて個人的に大変参考になりました。 ますます読書会に興味津々。
日本最大規模の読書会主催者である著者が読書会への参加の仕方、会の開き方から運営の方法や読書会というコミュニティがもたらす効果について書いており、特に読書会の開き方や運営に関しては読書会のみならず他のコミュニティにも活用できると思いました。
前任校で月1回ほど「読書会」を開いたが今ひとつうまくいかなかった身として、題名が気になって読んだ。 「アクティブラーニング」の参考書としても良い。現代文の授業で、「読書会形式の授業をしてから、教員による講義を行い、最後にまた読書会」というのは面白いのではないか。 しかしこの本は、誰を対象としている...続きを読むのだろうか? 大変面白く読んだが、そこがぴんと来なかった。これは、この本が悪いと言っているのではなく、むしろ面白い点として。「誰をターゲットとしているか分からない本」は、出版社・編集者の「面白い本を出したい!」という熱を感じる。
読書会にはいつか参加してみたいと思っている。ただ本書の巻末で紹介されている課題本はハードル高めが多い印象。読書や読書会に関してだけでなく、組織の運営に関しても書かれており、悩ましいシチュエーションの対処事例として興味深い。
著者の考え方や生き方にとても感銘を受けた。 何にせよ『私の』と思いがちな私に、共存共栄を説いて下さったかのようだ。 今年は一つ踏み出して見ようかと思う。読書会に。
「猫町倶楽部」という有名読書会の主宰者による、読書会運営の実践書。2006年に始まった「猫町倶楽部」は、名古屋を中心にするものの東京も含めて各地で開催され、年200回程度の頻度、のべ参加人数約9,000人という巨大読書会コミュニティである。そんなコミュニティがあることとはまったく知らず、この本を手に...続きを読む取ってはじめてその存在を知ることになった。著者は、読書会の主宰者として、自身の約6割の時間をこのために割いているという。その運営手法には確固としたポリシーがあり、なかなかそこは生半可な人にマネできそうなことではないが、参加するハードルは高くなさそう。 参加の基本ルールは「指定された課題図書を必ず読んでくること」、のみ。 巻末にその読書会の課題図書のリストが載っているが、チェックしたところ150回中で65回は読んだことのあるものだった。趣味が合うというか、なかなかの確率だと思う。「浅田彰や中沢新一、柄谷行人らに代表される”ニューアカ”ブームの真っ只中」に読書と思想の世界に足を踏み入れた、というので同時代人ということなのだと合点した。 「正しいことを理路整然と主張するのって案外簡単です。間違っていると思うことを理路整然と否定するのも、やっぱり案外簡単です。難しいのは、この側面から言えばこういう良さもあるけれど、この側面からみればこういう難点もある、というように、一つの物事の判断を中間地点に保つことなんです」 という著者は、 「煮え切らない状態を抱え続ける力。安易に白か黒かをはっきりさせず、グレーに留まり続ける力。私はこれこそ「知性」ではないかと思います」 という。 そう、テクストの解釈を他者と共有する読書の歓びは、このグレーに留まる力に依存する。 「自分の発する言葉に一番影響を受けるのはほかならぬ自分自身だろう」ー 他で参加している哲学系の読書会でも、いつもそう思う。 早速2020年早々のデビューを目指したい。楽しみ。 ---- 2020年1月19日『[新版]競争戦略論I』の回に初参加。色んな人の色んな意見があって楽しかった。引き続き参加予定。
山本多津也(1965年~)氏は、名古屋市の住宅リフォーム会社・山本ハウジングの社長であり、読書会コミュニティ「猫町俱楽部」の主宰者。 「猫町倶楽部」は、2006年に、山本氏が読書やスキルアップに意欲的な友人と4人で作った読書サークルとしてスタートし、口コミで参加者を増やし、更に、SNSのmixi上の...続きを読むコミュニティの立ち上げにより約2年で参加者は1,000人を超え、その後、中日新聞やNHKニュースでも紹介された。現在は、名古屋、東京、大阪、金沢、福岡の5都市で、年間約200回の読書会を開催し、10代から70代まで、延べ9,000人が参加する、日本最大規模の読書会コミュニティとなっている。 本書は、山本氏が、「猫町倶楽部」の歩みと活動内容、読書会の効果、山本氏の「猫町倶楽部」にかける思いとそれ故の運営方針等を綴ったもの。 私は習慣として読書はするものの、これまで読書会に参加したことはなく、「猫町倶楽部」のことも本書で初めて知ったのだが、このような興味深いコミュニティがあることに少々驚いたし、ネットの「猫町倶楽部」を、少し時間をかけて覗いてみようと思った。 尚、読書会の効果については、概ね想像される内容だが、「予定調和な人生における良質なノイズ」という表現は極めて的確だと感じたし、「日常の延長線上には決して発生し得なかったであろう偶然の出会いを求めて、書を持って街へ出ましょう。家の中で一人で本を読むのでなく、家の外で、みんなで読んでみましょう。知らない誰かに指定された課題本を読み、それについて知らない人と話してみる。その場には日頃あなたが読まないような本を読む人がいて、日頃接することのないような分野で働いている人がいる、日頃訪れることのないような場所で開催されている・・・そんな会に身を置いている瞬間のあなたは少なくとも、日頃あなたを包んでいるフィルターバブルの、一歩外側に出ているだろうと思うのです」というくだりは、「読書」という行為に留まらず、改めて心に留めておくべきものだと思った。 加えて、本書の大きな読みどころは、「読書会」をコミュニティとして運営するための、山本氏の様々な心掛けや工夫であり、インターネットの普及により誰もが24時間他者と繋がっていられる環境にありながら、同時に孤独を抱える人が増えている現代社会において、コミュニティとはどうあるべきかを考える上でのヒントとなることも多い。(無論、集団の性格によって、取り入れられるものも取り入れられないものもあるが) 読書会について語りながら、読書について、また、コミュニティについて考えさせてくれる、なかなかの良書である。 (2023年4月了)
人生で一度も読書会に参加したことがなく、雰囲気を掴むために読んだが面白かった。 色んな人達と意見を交換する機会というのは日常的にはそうそうないので、視野を広げるために読書会に顔を出すのはアリかもしれないと思った。
元旦からオープンダイアローグの本を続けて読んだけど、読書会のルールにも通じるところがあるな、と感じました。オープンダイアローグよりは読書会の方が参加のハードルは低そう。参加してみたいな。
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