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大坂夏の陣。劣勢に立つ豊臣秀頼は、一縷の望みをかけ自ら出陣することを決意する。だが、母の淀殿はそれを頑なに阻むのだった――。衝撃の結末に息を呑む珠玉の傑作「お拾い様」ほか、山本勘助、今川義元、徳川家康ら名高き武将たちが死を迎える最期の二十四時間を、濃密に描く全六編を収録する。斬新な歴史解釈と鮮やかなどんでん返しに彩られた奇跡の作品集。(『戦国24時~さいごの刻~』改題)
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Posted by ブクログ
豊臣秀頼ら6人の戦国大名・武将の最後の24時間を描いた短編集。 特に、豊臣秀頼の最後のどんでん返しは秀逸。あっと言わせる結末である。
戦国武将の最後の一日を描くというある意味で野心的な作品。 この発想はなかったですね。歴史小説はある事件やある人物の側面を描くことだと思ってましたから。 私が好きなのは意表を突かれた「お拾い様」、父親の愛に胸を打たれた「子よ、剽悍なれ」そして、最後の作品「さいごの一日」 8月末に出る「戦国十二刻...続きを読む 始まりのとき」もものすごく楽しみです。
それぞれの人物の最後の1日を、作者独自の解釈で描かれており、もしかしたらこのような想いを抱いていたのかなと思わされた。 また、同じ作者の「始まりのとき」を読むと、より面白さが増すだろうなと感じた。
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戦国十二刻 終わりのとき
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木下昌輝
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