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気鋭の国防ジャーナリストが警笛を鳴らす 自衛隊が抱える「働き方改革」の課題 予算不足で隊員も制服も装備も弾薬も足りない! 災害派遣やPKO活動を通し、多くの国民から尊敬される一方で彼らはずっと耐え忍んできた……著者の問題提起をきっかけに国会でも議論白熱!!
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Posted by ブクログ
ただただ自衛隊の皆様ありがとうという気持ちです。 防衛予算を減らすという事は他国から攻撃されたら死に近づくということです。 ふるさと納税制度で自衛隊への寄付があったら見返り無しで全額そこに寄付します。 そのような国民もいるということをわかって欲しいです。
著者は関西の方なんで面白おかしく一気に読みきれます。 でも内容はふと立ち止まって読むべきところが多くあります。 なぜか国防を担う自衛隊にアレルギーをもつ人が多い日本ですが自分の大切な人を自分の力だけで守れない現実を見つめる必要があると思います。 遠交近攻を説くまでもなく隣国に仮想敵国と認定されている...続きを読む現実です。 「小さなことからコツコツと」が伝わる大阪からもせめてケッツビーにならぬよう「トイレは後顧の憂いなく」と声を上げる必要があるのかと思います(笑)
自衛隊の状況がひどいと聞いてはいたが、ここまで酷いとは。 予算はない理解はない保証もない。 意見することすら許されてない。 保険も恩給もない。 災害出動も、予算が余分につくわけではないから、その分ほかのことができなくなる。 間違ってるだろう。 国を守るための武力装置が尊敬されない国があっていい筈がな...続きを読むい。 本当にそれでも文句言わず、国のために、使命のために働く自衛隊員になぜ、名誉一つ認められないのか。
書名は奇を衒っているが、内容は真面目で読みやすい。予算がないばかりに自衛隊の機能が低下しつつある、という大きな課題を訴えている。隣国の動向を鑑みるに、大いに考えさせられる。経費削減、予算縮小だが頑張って成果を出せ、とは会社組織でありがちなことだが、自衛隊がここまで貧しているとは知らなかった。
世界で第六位の実力を持つという自衛隊。予算削減の結果、備品や光熱水費削減。定数不足も含めロジスティック軽視の旧日本軍につながる日本人の病理。 自衛隊に関する諸々の問題点を指摘する衝撃の一冊。 自衛隊員は労働基準法の適用外で24時間拘束されても勤務時間外は暖房費は出ないし糧食は天引き。他の行政機関同...続きを読む様に官舎は減らされるし、数年に一度の転勤の費用も多くは自腹だという。 待遇の悪さが人員不足の一因であろう。 待遇面のほか、基地や艦船の入渠するドックは外から丸見え、土地を外国人が購入できるという、機密面についても述べている。さらに道交法など戦闘中の戦車など自衛隊車両にも適用されるなど、法制面の不備についても。 山本七平の説だったと思うが、員数さえ揃っていれば、という員数主義は日本の組織の病理。 「国のために死ねるか」という本があったが、有事の際の自衛隊員のための待遇と周囲の意識は大いに改善の余地がある。 危機に対する日本人の意識はどこまで低いのだろうか。
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小笠原理恵
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