町家えほん

山口珠瑛 / 松井薫

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おもてで商い、奥で生活をする和の住まい、京町家。「カフェ桜」を営む、福ねこさんとお豆さんが、町家を案内してくれます。奥に細長い町家ならではの、暮らしの工夫や知恵をみていきましょう。みせの間から入り、だいどこ、奥の間を通ると、前栽（庭）があります。暑い日に、前栽と家の前に交互に打ち水をすると、風が通って、奥の間やだいどこが涼しくなります。土間のだいどこである、はしりにわは、天井が高く光が入ります。2階へ上がる階段は、箱階段で、長い物がしまえる収納スペースになっています。巻末には「町家ものしり手帖」付き――町家のうつりかわり／格子でわかるお商売／はしりにわの工夫／夏の建具替え／町家の戸は変幻自在／町家の戸は、からくりじかけで防犯もばっちり！／火事でも守ってみせる！ 「蔵」 など建物のパースを正確に描きつつも、町家のもつ風情を存分に表現した、子どもから大人まで楽しめる、ちしきえほんです。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 児童書 / 絵本・キャラクター
• 出版社: PHP研究所
• ページ数: 48ページ
• 電子版発売日: 2019年08月30日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 104MB

[ブクログ · ★★★★☆]

町屋カフェで食事をしたことを思い出しました
年月をかけて工夫されてきた町屋の暮らし
それぞれのお商売やくらしに合うように格子も違うんですね
ちょっと物知りになれる楽しい絵本です
《　ゆったりと　えびす小路の　風やさし　》

[ブクログ · ★★★★☆]

通りはもっと広いのだし、他の家も見てみたいですね。
シリーズ化…？


町屋の作りを調べ学習なんかで学ぶなら、良い本だと思う。

[ブクログ · ★★★☆☆]

建て替える前の昔の実家が町家の造りだったことに、今さら気がついた。子どもだった当時は良さがあまりわからなかったけど、自然の風をいつも感じて快適に過ごしていたなぁ。懐かしい。