孤篷のひと

孤篷のひと

792円 (税込)

3pt

千利休、古田織部、徳川家康、伊達政宗――。当代一の傑物たちと渡り合い、天下泰平の茶を目指した茶人・小堀遠州の静かなる情熱、そして到達した"ひとの生きる道"とは。あたたかな感動を呼ぶ歴史小説!

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孤篷のひと のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    小堀遠州について、知りたいと思って読んだ。
    桂離宮の造園を設計したと言われているので、どんなひとなんだろうかと。
    時代は、秀吉から徳川家康にうつり、江戸時代の初期の頃。
    小堀遠州は、秀長の小姓として仕えるときから始まる。
    秀長が、千利休と話している時に、
    小姓の遠州は、その会話の中に入ってしまう。

    0
    2020年04月18日

    Posted by ブクログ

    大名にして作庭家としても名を残す小堀遠州。
    彼を訪ねてきた相手に、往時を回顧する形式の歴史小説。
    茶道具が各章のタイトルに付され、茶人としてあるいは作庭に関わった人々との交流が描かれる。
    千利休、古田織部、石田三成、加藤清正、後水尾天皇、本阿弥光悦、沢庵、藤堂高虎、伊達政宗等々のエピソード。
    彼らの

    0
    2021年03月22日

    Posted by ブクログ

    茶人であり武人であった小堀遠州を取り巻く人々と関わりを描いた短編集。
    淡々と語られる内容に、気持ちが落ち着きます。

    0
    2020年01月28日

    Posted by ブクログ

    江戸時代初期の大名茶人、作庭家小堀遠州が、晩年に巡りあってきた千利休、古田織部、石田三成、後水之尾天皇、沢庵、藤堂高虎、伊達政宗らとのエピソードを回想した、葉室麟の心暖まる筆致での時代小説。

    0
    2024年01月11日

    Posted by ブクログ

    戦国の時代を大名として茶人として生きた小堀遠州の半生を描いた物語、千利休や古田織部、伊達政宗等歴史上の人物が遠州の目を通して書かれいる。特に埋火の章は人の思いや儚さが書かれている。

    0
    2023年06月21日

    Posted by ブクログ

    千利休以降、純粋な茶人というより、武士であり茶人という人物が増えた事で、茶という文化が独特の重みを持つ様になったんだと感じた。

    0
    2022年05月09日

    Posted by ブクログ

    歴史小説で茶道経験者には是非読んで見て貰いたい。読み応えのある作品。
    どこまでがフィクションか分からないが、なかなか面白かった。

    0
    2020年10月07日

    Posted by ブクログ

    面白かった
    戦国時代での茶の道を主題とした物語
    千利休、古田織部と異なり、「泰平の茶」を目指した小堀遠州の物語です。
    やはり、どこまでが史実でどこからがフィクションなのかわかりませんが、遠州が目指そうとしていたものが伝わる物語でした。

    ストーリとしては
    戦後乱世の時代、武人でもあり茶人でもある小堀

    0
    2020年10月03日

    Posted by ブクログ

    利久、織部ののち、太平な世の中になる江戸初期まで活躍した小堀遠州の茶人として生涯を名物を段落に見立てて、その名物の所以より生き様がありありと描かれている。時代の移り変わり、価値の移り変わりに、過去を敬い、自分の価値を茶道を通して世の中に伝えた人物として畏敬せずにはいられない。一服の茶に込められた、遠

    0
    2020年06月09日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    作事奉行としての造園家・小堀遠州は知っていたが、利休~織部と続く茶道を受け継ぎ、「天下一」の茶人として名を成したというのは、恥ずかしながら知らなかった。
    主人公が晩年に、茶席で過去を振り返りながら、何らかの影響や強烈な印象を受けた人物を語る形で描かれる。

    それぞれの人物を語る各章の小見出しは、「茶

    0
    2019年09月13日

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