軍事と政治 日本の選択 歴史と世界の視座から

軍事と政治 日本の選択 歴史と世界の視座から

1,018円 (税込)

5pt

4.3

日本がアメリカに「見捨てられる」? 憲法改正の前になすべきこととは? 新しい「国民安全保障」を緊急提言。キーワードは「軍による安全」「軍からの安全」「政治からの安全」!

中国の軍事的膨張、北朝鮮の脅威、トランプ大統領が言及した日米同盟への不満……。激動の国際秩序のなか、日本の選択とは? 船橋洋一、五百旗頭薫、戸部良一、細谷雄一ら第一線の研究者が徹底討議、政府と軍、国民の三者が築く「国民安全保障国家」のあり方を提言する。

【本書の内容】
・日本の安全保障のアキレス腱は「政治」にあり
・軍事組織、政府、国民の三者関係を考える
・政党政治と軍部との関係
・歴史の分岐点 近衛内閣はどこで挫折したのか?
・戦後体制のなかの自衛隊
・ネガティブ・コントロールからポジティブ・コントロールへ
・東日本大震災、湾岸戦争から学ぶ
・サイバー攻撃、宇宙戦争──新しい危機
・民主主義の“模範”イギリスが抱える問題
・海外での軍事貢献、国民はどう捉えるか
・インドネシア 民主化と国軍の関係
・「ナショナル・セキュリティ」が脅かされるとき

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軍事と政治 日本の選択 歴史と世界の視座から のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    以下、本書より。

    【成熟した政軍関係へ向けて】
    日本が近代化をして、明治政府が陸軍と海軍を成立させてから間もなく150年が経過しようとしている。
    その前半は、「軍による安全」に過剰に傾斜し、その後半は「軍からの安全」に過剰に傾斜してきた。
    また、「日本型政軍関係」において、戦前も戦後も、国民は十分

    0
    2019年09月06日

    Posted by ブクログ

    p.174
    「日本の安全保障に関する国民の認識の変化
    情勢適応の為、自衛隊の国際貢献活動ぐらいは容認すべき(湾岸戦争)
    ⇒PKO (カンボジア派遣を皮切りに現在も続けられている
    「自衛隊をどう使うべきか」という議論なしに自衛隊に国際的な安全保障の貢献活動を始めさせてしまった。その後湾岸戦争、阪神・淡

    0
    2024年05月18日

    Posted by ブクログ

    日本の安全保障の問題の核心にあるものが政軍関係として問題提起している。戦前、戦後、そして他国の政軍関係を比較し、日本の政軍関係の問題点をあぶり出し、安全保障のおおもとに関して国民的な議論の端緒とすべしといった本。
    日本の安全保障のアキレス腱は戦略ではなく統治(ステートクラフト)にある。軍からの安全に

    0
    2020年06月07日

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