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大藪会系列・関西岩城組組長の廉。 廉のつがいは頑強な若頭の九堂だ。 暴力で昂ぶるという歪んだ性癖を持つ九堂に、廉は猛々しく穿たれながら歓喜する。 そんな矢先、大藪会の総裁が逝去しその新総裁に任命された廉。 想定外の事態に一門が揉めるなか、派閥争いで廉は九堂と対立する。 決して裏切らないと思っていた伴侶の謀反で苦境に立たされた廉。 そこに無二の友人・颯太が現れ――!?
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Posted by ブクログ
シリーズ最終巻。 大藪会系列、関西岩城組組長の廉。 廉には魂の番である若頭の久堂がいる。 大藪会の総裁が逝去しその新総裁に任命された廉。 想定外の事態の中で廉と久堂は対立する事となり…。 廉と久堂、お互いどんな存在であるのか、そして2人の絆の強さ(言葉では現せられないもっともっと奥深い繋がり)...続きを読むがズンっと心に響きました。 久堂の下克上の真意、疑う気持ちが生まれてもやはりそこは、と。 悩み苦しみ、そして颯太の決意にて東(颯太)と共に歩む道を選んだ廉。 その過程での廉への想いに暴走してしまった敦志の行動が、母への想いとリンクしてしまい切なかった。 でも許される事ではなく久堂が廉に「そこまでで」と許してしまうのには驚きました。 廉の新総裁、岩城組のこれからそして廉と颯太の盃が無事(?)が済み訪れた平和。 平和と言ってもまだまだこれから大変な道だけど廉と久堂、颯太と次郎、そして竜城の元にしっかりと戻った龍一郎ならどんな困難も乗り越えていけるだろうと思います。 甘さに辛さに残酷さetcと絶妙なバランスで進んだ「龍と竜」「獣」「東西」シリーズここまで長い濃いお話、読み終えられて良かったです。 先生から 「人と人との繋がりは心・魂・体・言葉…様々ありますが、その形をどうやって表現するか、必死で文字を絞りだした巻でした」とリプ頂き、まさにその通りでした。 まだまだ語りたい事ありますが拙い私ではこれ以上は、なので気になる方はぜひ読んで頂きたいです! ではこの後は「龍と竜~清明~」、「獣・夜叉」へ行きます。
濡れ場のシーンでは
東の甘々な感じと、西の荒々しい獣っぽい感じと ギャップが凄すぎて 同じ作者さんとは思えなくて、楽しかったです 相変わらず洋平大好きです
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