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人間の眼は常に曇っている。血走っていたり、酔っていたり、近視眼的だったりする。しかし、そういうときにこそ、歳月の光は静かに、透明に、ものごとを映していく――。人の一生の重み、そこに込められた濃密な意味とは何か。日本、アジア、中東、世界各国の街の中から、人間を見つめる作家のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
「自立とは、責任と制約の上に立ち、なすべき任務を遂行することだ。それでこそ人生は日々刻々濃密に満たされる。」 「凧の糸(自由を束縛するものとして象徴されている)は、失敗、苦労、不運、瓶号、家族に対する扶養義務、自分や家族の病気に対する精神的支援、理解されないこと。誤解されること、などのことだ。それ...続きを読むらは確かに自由を縛るようには見えるが、その重い糸に縛られた時に、初めて凧は強風の青空に忽然と舞うのである」
2005年に発刊された、エッセイ。 考え方は普遍的だから読んでいても違和感がないけど、イラク戦争や、小泉総理なんて、もう、8年前なんやね。 そら、年食うわ
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