ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
「赤ちゃんには母乳が一番。愛情たっぷりで頭もよくなる」「3歳までは母親が子育てすべき。子もそれを求めてる」出産や子育ては、このようなエビデンスを一切無視した「思い込み」が幅をきかせている。間違っていることを、あなたやその家族が取り入れる必要はまったくない。こういうとき、経済学は役に立つ。人々の意思決定、そして行動を分析する学問だからだ。その研究の最先端を、気鋭の経済学者がわかりやすく案内する。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
ここでいう「家族の幸せ」とは、数多くの噂 や都市伝説めいたしきたりや行動を実行する ことによりたどり着くことができるゴールを 表しています。 例えば「赤ちゃんは母乳で育てるべき」 「幼児教育は大切」などの、何が正解なのか 誰も分かっていないのに、何となく正論とし て語られている習慣のことです。 ...続きを読むこれらの「噂」に対して、米国などのデータ を駆使して極力真実に迫ろうと著者は試みま す。 何と「男女の出会い」から「育休」「保育の 内容」まで研究対象になっており、まさしく 「家族」を学べる一冊です。
現在育休中の身であり、母乳育児神話の真偽、育休取得の効果などに興味を持ち購入。 経済学的手法(科学的なアプローチ)を基に判明した各種研究結果がわかりやすく解説されており、今後の育児に際しためになる知見を得ることができた。 本著はあくまで経済学的アプローチによって判明した知見であるため、別途、医学や...続きを読む発達心理学の方面からも同様のテーマについて学んでみたい。 また、経済学は、思っていたより心理学に近しいのだなと感じた。(一人一人の心理・行動の集約が経済現象/社会現象になる) 体系的に学んだことがないので、ぜひ学んでみたい。
女性が社会進出することで、経済と社会の活性化につながる。 そのためには何が必要か、を解いた一冊。 なんとなく迷信だと気づいてることでも、データ分析があるのでより納得できる。 根拠のないことで不安に思うよりも、ぜひ本書を一読してほしい。きっと杞憂で終わることも多いと思う。
結婚、育休、保育園など、子育てを視野に入れた家族にとっての幸せを経済学的アプローチで考察した一冊です。 経済学的といっても金銭的な価値をはかるというものではなく、どのような行動がどのような結果に結びつくのか、各種統計データを用い、そこから考察することで浮かび上がらせようというもの。さらには、母乳で...続きを読む子育てすべき、3歳までは母親が育児をすべき、といった昔から語られている定説(あるいは迷信?)の信憑性についても明らかにしています(結果として、単なる思い込みにちかい、というものも明らかになったようで…)。 個人的に感銘を受けましたのは、エビデンスにもとづき、そこから明確になった事実とそれに対する考察を加えるという、きわめて科学的な態度で構成された内容であること、またそのような書籍でありながら、一般の幅広い読者にわかりやすく伝えることができる文体で丁寧に解説されている、この両方のバランスに優れている点です。この点を重視し星5つとしています。
研究結果やデータを元に今の教育や家族の問題を紐解いていく、乳児の子育てについても昔の常識と今の常識の変化を書いてあるのがとても興味を持ってよかっです。 さらに家族のあり方や子育てなど男性目線で書いてあるので冷静に見れるし、感情論ではなく経済学に乗っ取って家族のあり方や子育てこれからの問題点を指摘し...続きを読むてるので、男性にも読みやすいし、こんな考えの方がいらっしゃるのは日本の未来が明るいなと思いました。
母乳育児は生後一年の子どもの健康にはプラス、その後は影響なし 生後母親と過ごす時間の長さは子どもの将来の進学状況や労働所得に影響なし(保育園の環境が良ければ愛着理論は母親である必要なし) 父親育休 ノルウェーやスウェーデンの研究では、父親が約一ヶ月の育休をとった場合、所得が2%減り、16歳時点の子...続きを読むどもの偏差値が1あがる。 またケベック州の研究では、育休改革後に父親の子育てや家事の時間はそれぞれ15-20分増えた。アイスランドでは離婚率が下がった。(一方でスウェーデンでは3年以内で増加するも5年後では変化なし=離婚が前倒しされた) 日本の研究では、保育園に通うと、母親の学歴が低い(高校を卒業していない)場合は子どもの言語発達を促し、多動性や攻撃性を改善させる。一方で母親の学歴が高い(4大卒)場合、言語発達と多動性は改善されるものの攻撃性はやや上がっている。
3歳児までは親が育てるべしと言う神話(?)を信じていた部分が少しはあったが、そうでないことがエビデンスを元に示され、認識を改めた。 特に、学歴の低い母親の子供にとっては、いいことだらけと言うことは驚きである。 一方で、保育士の質の問題はあまり問われていないが、保育園ごと、保育士毎に質のバラツキは相当...続きを読むある。その影響も是非分析して欲しい。
家族についての経済学。 結婚、出産、子育て、離婚の経済について書いており、どれも実践的で勉強になった。
まさにタイトル通りの本。 すでに世の中でよく言われていることでも、その裏づけをデータとして説明している。 正規雇用を小1の壁で退職したのが、この本を手にした理由でしたが、この本で学べたことは、その裏づけを証明するためにはこんな条件が必要(たとえば、このデータを裏づけるためには、調査対象の人たちが年齢...続きを読む学歴などほぼ同じ環境であることが条件)といった、自分がものごとを判断したり分析するための方法のヒントをもらった、ということの方が大きいですね。
講義を受けてる教授が書いた本。結婚、出産、子育てに関連する様々なトピックについて、次々に経済学の観点から見ていく内容。 国内外問わず様々な論文を噛み砕いて説明しており、いい意味で「学者さんの書く文章」感が強い。神話なのか事実なのかはっきりしない社会通念を、データを正しく用いて白黒つけていく様はお見事...続きを読む! 大学のお陰でこの領域の基礎教養はわりと身についている気がする。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~
新刊情報をお知らせします。
山口慎太郎
フォロー機能について
「光文社新書」の最新刊一覧へ
「暮らし・健康・美容」無料一覧へ
「暮らし・健康・美容」ランキングの一覧へ
昭和を引きずる社会保障崩壊防ぐ復活の処方箋【特別版】
「山口慎太郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~ ページトップヘ