いのち短し、踊れよ男子

いのち短し、踊れよ男子

1,386円 (税込)

6pt

4.5

日舞に魅了された男子学生の恋と友情!

一目惚れした清香に誘われて舞い上がり、興味のなかった日本舞踊の発表会を見た大学生の駿介。だが駿介は、清香とともに舞台に立つ吉樹から目が離せなくなってしまう。華やかな舞台で堂々と踊る吉樹に比べて、まるで冴えない自分……。清香に「踊りの上手い人が好き」と言われた駿介は、二人がいる日舞教室に通うことを決意する。
下心たっぷりの稽古通いが始まるが、容赦なく欠点を指摘する吉樹とはソリが合わず、喧嘩ばかり。しかも清香は吉樹ばかり気にしている。憎いライバルだが、吉樹の踊りの上手さは認めざるを得ず、駿介にはモヤモヤが募った。
そんななか、発表会で駿介は「橋弁慶」を踊ることに。参考にと見せられたビデオの中で、のびのびと弁慶を踊る少女に感動する駿介。昔、教室にいた女の子らしいが――。
芸事には縁のなかった男子が飛び込んだ、厳しくも魅力的な日舞の世界。
駿介は吉樹と上手く踊ることができるのか。日舞の名取でもある著者がリアルに描く、恋と友情の日舞男子小説!

...続きを読む

いのち短し、踊れよ男子 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本舞踊を習っています。
    日本舞踊を題材にした小説を探していてこの本に出会った。
    表紙を見て「BLかな?」と思って読み始めたけど、勘違いでスポ根日本舞踊小説だった。
    「ガラスの仮面」男版といったかんじで面白いし、日本舞踊の舞台自体に興味がもてる内容。
    もっともっとこういう小説があったらいいのに!作者

    0
    2021年11月04日

    Posted by ブクログ

    前作の2作と違うテイストで、
    今までとは別の面白さがありました。
    日本舞踊なんて、さっぱりで何がなんだかわからないというくらいの知識のなさで読み進めましたが、
    描写がはっきりとしていて、頭の中でイメージしやすかったです。
    登場人物のそれぞれの思いやぶつかり合いがまた良くて、読んでいて応援したくなった

    0
    2019年08月12日

    Posted by ブクログ

    何気なく日本舞踊の発表会のポスターを見ていたら、美少女に誘われて観ることに。「吉野山」「静と知盛」を観て、出演していた演者・吉樹の踊りに魅了される。下心がありつつも、日舞教室に通うことに。
    主人公が日舞初心者という設定なので、日舞を観た感想や踊ってみた感覚などが親しみやすい。
    なかなかマイナーなテー

    0
    2020年07月09日

    Posted by ブクログ

    日舞を習い始めて一年の素人が国立劇場の舞台に立つなんていう筋書きはファンタジーでしかないが、お稽古事のイロハが門外漢にもよく分かるように書かれているし、登場人物がキャラ立ちしていて続きが読みたくなる。次作は是非とも姉御の過去の逸話を。

    0
    2019年12月29日

いのち短し、踊れよ男子 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2019年07月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

安倍雄太郎 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す