へろへろ ──雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

へろへろ ──雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々

770円 (税込)

3pt

福岡の街中に、毅然としてぼけた、ばあさまがいた。一人のお年寄りが、最期まで自分らしく生きるために、介護施設「よりあい」が始まる。「自分たちで自分たちの場ちゅうやつを作ったらよかっちゃろうもん!」熱くて型破り、超個性的な人々が、前代未聞の特別養護老人ホームの開設を目指し、あらゆる困難を、笑いと知恵と勇気で乗り越えていく実録痛快エッセイ。

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へろへろ ──雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    福岡にて、特別養護老人ホームを建てようとした人たちの奮闘を描いたノンフィクション。昨日読み始めて、面白すぎて睡眠時間を削って読んで、それでも読み終わらなかったので、通勤の行きの電車の中で読み終えた。
    「志」というには、そんなに肩に力が入っていない人たちが、ゼロから特養を建ててしまう。最も大変なのは、

    0
    2020年07月17日

    Posted by ブクログ

    いわた書店10,000円選書

    どんどん読み進められます
    面白いですね
    自分の親も介護施設を利用していますが
    こんなところがあるなら、ここにしたいと思います
    ちなみに介護の苦労を書いている本ではなく
    そこに集う人の奮闘を描く楽しい本です

    0
    2020年05月05日

    Posted by ブクログ

    1人の困ったお年寄りから始まる「よりあい」というちょっと変わった特老の設立までのお話。終始お金を集める話なのだが、面白くてどんどん読めるし、色々な感想を持つことになる。
    絶対読んだ方がいい。

    0
    2019年05月23日

    Posted by ブクログ

    一人のどうしようもないお年寄りにか関わり、特養老人ホームを作るという、壮大なお話だった。何もかもゼロからすべてを立ち上げ、資金繰り、場所作り、面白いことを計画、実行する。すごいスケールの大きさを感じた。小さいことで悩んでいたら人生損だなと思えた。まずはカフェに行ってみたい。ジャムも買ってみたい。

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    この本を読んだ人は、なぜ読もうと思ったのかどうやって手にしたのか気になります。
    福祉を見て見ぬふりしているのがわかるし、福祉は人や環境によって結果や状況が大きくこのなることもわかります。
    福祉施設のホームページってどこも似たようなこと書いてあるんだけど、この本の中に出てくる施設のように、その施設だか

    0
    2023年12月26日

    Posted by ブクログ

    福岡にあるユニークな宅老所を題材にしたエッセイ。
    事実は小説よりも奇なり、ならぬ、事実はお笑いより笑える、と言いたいくらい、何度もお腹を抱えて笑ってしまった。
    あの谷川俊太郎のTシャツを脱がせて即売するなんて…!
    読後は、何事もケセラセラの精神で、笑って乗り切ろうと元気が出てきた。

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    チームで一つの目標に向かってプロジェクトを遂行するビジネス書としても読める。無理やりだけど。

    それにしても、この本にもさっき読んだ別の本「東京オリンピック物語」にも出てる谷川俊太郎は現役長すぎ。働きすぎ。

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    自分の人生が中年真っ只中なので、中年パワー全開のサクセスストーリーに勇気を貰いました。お金についての考え方は学ぶところがありました。

    0
    2023年04月09日

    Posted by ブクログ

    のっけからトップギアで笑わされ、始終、「ふふふふ……」「クククク……」と笑わされた。出てくる人は皆、個性的。内容といえば、個性的な人たちが、ボケても普通に暮らせる人生を叶えるための特別養護老人ホームづくりに奔走するノンフィクションで、そこだけ聞くと、高い志に満ち満ちた崇高な感じに思える。
    思えるが、

    0
    2022年12月24日

    Posted by ブクログ

    「ぼけても普通に暮らしたい」=「ぼけたら普通の暮らせない」社会
    「住み慣れた家での暮らしに終止符を打つのは誰か」
    誰もが安心して暮らせる社会であってほしい。

    「校正とは、書き手を尊重しながら、もっと高い場所へ、もっと新しい場所へと導こうとする愛情の深い行為」

    0
    2022年04月20日

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