ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち

ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち

990円 (税込)

4pt

3.8

2019年春、パワハラに関する法律を改正する法案が提出されました。こういった話題を聞くと、世の中では、「え、ふだんの会話もなくなっちゃうよ。もう女性とは話せないな」「もうなんでもハラスメント、ハラスメントって、嫌になっちゃうよね!」「広告や発言もすぐ炎上するし、言葉狩りじゃない?」「上司が萎縮して適切な指導ができない」などといった声があがります。本書は、そうした環境を是正し、個人のキャリアや企業の新しいリスクマネジメント、生産性が高く働きやすい職場づくりのために欠かせない「セクハラ、パワハラの意識と行動のアップデート」を促す本です。「働き方改革実現会議」の一員として、法改正などの議論の渦中にいる著者の実態調査と最新対策事情。今現在働く男女や、企業の法務担当として活躍する弁護士へのインタビュー、ITでできる最新ハラスメント対策など、“これからの働きやすい会社のかたち”を提案します。ハラスメント対策が問われる時代。雇用する側される側の正しい未来像とはなんなのでしょう。「どうすればハラスメントの加害者・被害者にならずに済むのか」を知りたい人必読の1冊です。

【本書構成】
第1章 ハラスメントを気にする男たち
第2章 女性から見たハラスメント
第3章 財務省セクハラ事件とは何だったのか?
第4章 企業の懲戒はどう決まるのか?
第5章 #MeToo以降のハラスメント対策最新事情
第6章 同質性のリスクは組織のリスク

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ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    セクハラ、パワハラについて書かれた本。

    ハラスメントはなぜ起きるのか、ハラスメントはなぜ問題なのか、どこからがハラスメントなのか等が語られている。


    * セクハラ問題は、一部の「ひどいやつ」とそれ以外の人間の問題である
    * セクハラを「男VS女の問題」として捉えてはいけない

    * ハラスメン

    0
    2019年07月19日

    Posted by ブクログ

    近年、#MeTooムーブメントを境に、ハラスメントにおける考え方や意識が変化してきているのを感じたため、職場での女性社員との接し方を見直すためにも読んでみた。
    セクハラがある職場の傾向として、40代以上の男性が多く、バブル世代の働き方の慣習になっていることが分かった。うちの職場は若い社員が多い分、ハ

    0
    2020年07月16日

    Posted by ブクログ

    ハラスメントの例に挙がった中に、私から子供に対しての声掛けで多用している言葉がたくさんあって、冷や汗が…。
    職場でも気を付ける必要がありますが、一番小さい社会の単位である家庭内でも気を付けないと…と思いました。反省。

    0
    2020年02月12日

    Posted by ブクログ

    2015年以降のハラスメントへの認識の変化がわかり易く書かれており、誰もがアウトと思える事例以外に、無意識的にラーニングされてしまったステレオタイプからの誤った報道や広告の事例を幅広く取り上げている。もしかしたら明日は我が身かもしれないと、言動に注意喚起をしてくれる、ステレオタイプからの脱却(アンラ

    0
    2019年09月23日

    Posted by ブクログ

    4月からパワハラ防止法が施行される、
    社内の女性社員からの声もあり、
    ハラスメント研修の企画を進めるなかで
    手に取った一冊です。

    研修用のDVDを見て、外部セミナーにも行ったんですが、基本的なことはもちろん変わらず。

    本書でメモしたのは下記です。

    『セクハラをする人には3つの共通した特徴がある

    0
    2020年02月08日

    Posted by ブクログ

    近年の事例をあげ、様々なハラスメントについて書かれていたので参考になった。
    ハラスメントという言葉が使われる事が増えて来たのは、SNSの普及で対人コミュニケーションが激減していたり、お互いを思いやる倫理観が育っているのか?と、自分の身の回りについて客観的に考えられる機会になった。

    0
    2019年08月15日

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