ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌

ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌

825円 (税込)

4pt

3.6

何ものにも依らないユニークな「手摺なき思考」が注目されたアーレント。本書は、全体主義が勃興して消えて行った激動の現代史を考察し続けた彼女の思索の最深部に迫る一書である。哲学、政治、思想という三つの補助線を駆使しながら主要な各作品を詳細に読みとき、時代を超えて屹立する思考の全貌を把握する。悪の問題、世界疎外、経験と思考、……人間の現実を徹底して追究した問題群を、いま改めて問いなおす。

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ハンナ・アーレント ──屹立する思考の全貌 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    アーレントの主要著作について、全体主義との関連から解説した本で、難解なアーレントを歯切れよく論じている。

    0
    2020年12月20日

    Posted by ブクログ

    今アーレントの『人間の条件』と『イェルサレムのアイヒマン』を読んでいるが、全く理解が進まないので、それぞれの著書の解説を含んだ新書を読むことにしたが、それでも正直なところあまりものにできなかった。

    ただ序盤に書いてあった「アーレントを形容するのに「手摺なき思考」が用いられることがある」の意味はだい

    0
    2021年06月30日

    Posted by ブクログ

    記述が詳細で、その分「入門」としてはふさわしくないが、しっかり読めばアーレントへの理解が深まる著作。

    0
    2019年09月05日

    Posted by ブクログ

    アーレントの主要作品を読み解きながら、彼女の思想を理解していく構成で、文章も読みやすい。これはいけるかもと思ったけど『全体主義の起源』『人間の条件』の2作品がやっぱり分からない。明らかに読み手の力量不足だ。『エルサレムのアイヒマン』はすごく腑に落ちたのにね。もう一度勉強し直さなくちゃ。

    0
    2019年06月29日

    Posted by ブクログ

    難解ながら、なんか気になってしょうがない思想家。

    わからないなりに主著的なものを読んでみて、自分なりに、こんな感じというのはあるのだが、具体的にどうしてそんな議論になるのかはあまりわかっていない。

    でも、気になり続けるのは、多分、アーレントが問題にしているテーマをわたしも考え続けているから。

    0
    2019年06月17日

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