怖い凡人

怖い凡人

880円 (税込)

4pt

4.3

独裁的な権力者には、「平凡な人」だった過去がある――

企業、官公庁、学校などの組織を見渡すと、時折「なんでこんな平凡な人が?」という人物がトップを務めていることがあります。
そして、そのようなトップに限って、「ワンマン」で、本当に優秀な人物が排除されていくことも少なくありません。

こうした現象を、東芝不正会計問題や日大タックル問題、
そして究極の「ワンマン」ともいえるヒトラーが率いたナチス・ドイツで起こった出来事を元に解説。

著者が精神科医として接してきた一般社会の事例も多数紹介しながら、あなたの隣にいる「怖い凡人」との正しい付き合い方を提言します。

目には見えない諸問題を抱える現代の日本社会を生き抜かなければならないビジネスパーソン必携の一冊です!

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怖い凡人 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ■アイヒマン的凡人
    ・それほど実力があるわけでも,地道な努力をするわけでもない。だからあまりパッとしないことが多い。そのせいか無批判に服従して身過ぎ世過ぎをする。人畜無害と言えなくもないが,ときとして怖い存在になる。
    ・虎の威を借る狐
    ・他人を蹴落として自己保身
    ・自己保身のために責任転嫁
    ・自己保

    0
    2019年11月08日

    Posted by ブクログ

    怖い凡人。片田珠美先生の著書。平凡な人、凡人が権力を握った時ほど恐怖の事態が起こる。自分が平凡な人、凡人であった時代には権力者に対して絶対的に服従、盲従してきた経験があるから。自分が平凡な人、凡人から成りあがって権力者になった時には、他人に対して同じような絶対的な服従、盲従を要求するようになる。そし

    0
    2019年08月19日

    Posted by ブクログ

    組織を恐怖や空気によって支配する存在をヒトラー。その支配者に付き従い無批判に命令を実行する存在をアイヒマンとしてそれぞれの特徴を考察していた。特に、際立って優秀というわけでもないアイヒマン的存在が、ヒトラー的支配者に盲従することで、その地位を上げて、やがて自らがヒトラー的支配者に成り代わるという構造

    0
    2019年09月27日

    Posted by ブクログ

    凡人が他人を蹴落としてのし上がったときの周りに与える悪影響がとても大きい。恐怖政治のようなものである。誰も反論できない。反論したら居場所がなくなる。そんな中でも正しい意見を言える人もいる。そんな人が干されていく日本社会。自分の頭で考えて正しい判断ができる人でありたい。

    0
    2022年01月09日

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