ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】

1,100円 (税込)

5pt

浪速府で発生した新型インフルエンザ「キャメル」。致死率の低いウイルスにもかかわらず、報道は過熱の一途を辿り、政府はナニワの経済封鎖を決定する。壊滅的な打撃を受ける関西圏。その裏には霞が関が仕掛けた巨大な陰謀が蠢いていた――。風雲児・村雨弘毅(ドラゴン)府知事、特捜部のエース・鎌形雅史(カマイタチ)、大法螺吹き(スカラムーシュ)・彦根新吾。怪物達は、この事態にどう動く……。海堂サーガ、新章開幕。※【電子版あとがき】をはじめ、ストーリー上の出来事が一目でわかる【桜宮年表】や【作品相関図】、小説・ノンフィクション作品の【海堂尊・全著作リスト】、小説作品の【「桜宮サーガ」年代順リスト】など数々の電子版特典を巻末に収録!

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ナニワ・モンスター(新潮文庫)【電子特典付き】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    素晴らしい夢物語だ。面白い。こんな発想ができるならば、夢想したくなる気持ちも分かる。 
    彦根が絡むとこうも物語が面白くなる。 
    正直言って震える面白さ。 
    私もこんな夢想してみたいなぁ。 さぞかし楽しいことだろう。

    1
    2016年12月08日

    Posted by ブクログ

    10年ほど前の話なのに、まるでコロナ禍の今を予言していたかのような内容に驚愕です。
    新型インフルエンザの流行、経済封鎖にPCR検査まで。今読むと、すごく内容が理解できて面白いです。中編〜後編になると、霞が関、浪速府の政治の話になり、どうしてウイルスと関係してくるのかと、こっちもこっちでハラハラします

    0
    2021年05月14日

    Posted by ブクログ

     コロナ前に読み、コロナ禍で真っ先に本書を思い出したが、実際に下地となったのは2009年の新型インフルエンザ騒動だったとのこと。どちらにせよ解説によると、近未来を予言したような内容も散見されたらしい。本書ですっかり村雨府知事ファンになったのだが、その後「日本三分の計」はどうなったのだろうか。桜宮サー

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    大筋では、無理筋な展開な気もしたけれど、エンタメとして、海堂ワールドのキャラクターが跋扈する姿がただただ面白い。
    彦根先生が大活躍で、バチスタシリーズとは違った面白さがある。

    0
    2023年07月19日

    Posted by ブクログ

    新しいインフルエンザを軸に行政、医療の話に広がり面白く読み進ました。
    登場人物たちにも魅力があって続きがよみたくなりました。

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    あらすじを知らずに海堂作品を読み進めてる流れで読んだけど、最初の方はコロナ禍の現状と重なるところが多すぎて本当に驚いた。
    イノセントゲリラの時から、彦根先生絡みのお話は小難しいという印象あり、こちらも個人的には例外ではなかった。

    0
    2021年02月02日

    Posted by ブクログ

    先々週の京都新聞書評欄(#津田大介)で見つけて購入。
    十年前に書かれた小説なのだが、第1部で描かれる政府や厚労省、地元医師会の様子などは、この春の出来事のルポルタージュのようでさえある。
    続編を一緒に買わなかったことが悔やまれる…。

    0
    2020年08月19日

    Posted by ブクログ

    帯には新たな海堂サーガの始まりと書いてあったが、桜宮サーガの一角を占める作品だと思う。新型インフルエンザが流行った頃、ウチの子が季節性インフルに罹患したために、親である私が1週間職場出禁になったことを思い出した。民衆の過剰反応だったな~と今にして思う。そのインフル騒動と、検察庁にまつわるストーリー、

    0
    2017年08月29日

    Posted by ブクログ

    最近インフェルノを読んだので、あぁぁ~…と。
    ウィルスは地球の抗ヒト薬剤のあたりね。
    まぁあんなに栄えていたという痕跡の残る恐竜だって滅びたんだから、人類だっていつかは滅びるんだろうなぁって気はしたりも。
    スカラムーシュがこんなところで活躍してて吃驚。
    モヒカン君はいいキャラだったなぁ。

    0
    2016年10月28日

    Posted by ブクログ

    暫く前に買ったが、医療ミステリでなく、桜宮サーガじゃなさそうだし、と一寸置いておいた本。
    読み始めると、流石、海堂先生はグイグイ来るねえ。
    そんなカッコ付けの台詞を云う奴なんて居ないよとか、テレビドラマで「はい、カット」という声が聞こえてくるような場面展開だなとか思うんだけど、この過剰性は堪らない。

    0
    2015年07月25日

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