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米中が衝突のコースを歩み始めた中、不確定で不愉快な外交リスクが浮上。トランプの登場は「アメリカの時代」の終わりの始まりなのか? 習近平が謳い上げた「中国の夢」「一帯一路」をどう読むか? 21世紀に入り、日中はともに相手国の把握に「失敗」してきた。私たちは中国が直面する危ういジレンマを認識した上で、そろそろ新時代にふさわしい付き合い方を構想すべきである。「習近平の中国」を知り尽くした元大使によるインテリジェンス・レポート。
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Posted by ブクログ
中国大使も経験した元外交官による日中関係をいかにすべきかという論考。現代の国際的な枠組みを踏まえ、習近平外交を分析し、日本の対中戦略について検討する。著者も述べているとおり、叩き台としての問題提起である。 対米開戦の教訓として広い長期的な視点にたって世界の大きな潮流を眺めること。第一次大戦で欧米は痛...続きを読む切な反省と平和への希求を共有したが、日本はその世界秩序の底流の理念や価値観の変化を感知できなかった。また、中国侵略の教訓として中国の民族主義の力を過小評価した。 中国の政策決定過程においての党と国民の力関係は国民に傾いている。一般の中国人には儒学より道教が大事で、義が重視される。党や政府が義に反することをすると国民が激怒する。外交は内政の結果を反映していることが多い。 大きな対外戦略は美辞麗句と言われることがあろうとも、迷った時に戻れる原点として重要。日本の平和と繁栄を持続させるために必要な国際環境の整備を対外戦略の目的とし、対中戦略もこの中で考えるべき。最終的には国民同士の関係で決まる。日本も中国も空気社会という点では似ており、国民同士の大規模な直接交流と相互理解の増進が鍵になる。
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