夜半の綺羅星(小学館文庫)

夜半の綺羅星(小学館文庫)

583円 (税込)

2pt

5.0

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江戸の庶民を描いた心あたたまる時代小説。

辛い生活の合間に、満天の綺羅星を見上げ、幼い達造とおたえは「俺たちの星もあそこにはあるのだろうか」と呟いた。やがて継父と折り合いの悪い達造は身を持ち崩して家を出、今は目明かしの下っ引きとして暮らしていた。江戸の町を跳梁する凶暴な盗賊を追ううちに、その魔手は、仲間の命を奪い、ついには実家にも及んできた。そしておたえは…。前作『しずり雪』に続き、庶民の哀感とひたむきさを描いて感動をよぶ本格的江戸小説。

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夜半の綺羅星(小学館文庫) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    再読です。
    下引きを主人公にした捕物ですが、やはり安住さんは良いです。
    なんとも言えない情感があって、山本周五郎や藤沢周平を思わせるものがあります。
    残念なのはそれらしさが伝わってこないタイトルと表紙ですね。
    それにしても安住さん、2004年に『しずり雪』でデビューして10年。いまだ5作です。文庫化

    0
    2016年05月29日

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