立花宗茂 秀吉が天下無双と讃えた戦国武将

立花宗茂 秀吉が天下無双と讃えた戦国武将

699円 (税込)

3pt

3.5

筑後柳河十三万石の領主立花宗茂を描く長編小説。秀吉をして「鎮西一の忠勇、天下無双の勇士なり」といわしめた宗茂の生涯は、戦っては義戦多く、常に寡兵をもって大軍を破り、その生きざまは信義一筋、まことに誠実・清廉なものであった。これは実父高橋紹運、養父立花道雪という両父の高潔な生き方を範としており、ゆえに本編は、この三人の父子像が中心のテーマとなっている。ともに大友家の加判衆であった両父は、当主宗麟を守り立てる立場にある。たとえ非道な仕打ちにあったとしても、決して当主を見放さず、己の運命として受けとめ、恥じることのない生涯を終えるのである。この愚直なまでの廉潔な生き方を、著者は現今の知的ノウハウ重視の風潮に対するアンチテーゼとして提示、また自立する女性として描かれる妻ぎん千代と宗茂との葛藤も、今日的なテーマとして見事に描出している。現代人の心を癒し、人間の温もりをほのぼのとつたえる力作である。

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立花宗茂 秀吉が天下無双と讃えた戦国武将 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年03月22日

    soutenkoroです。

    ☆4!!!!

    道雪、紹雪を父に持ちます。
    岩屋城の行は、楠木氏のそれを思い起こさせます。

    人柄は義に厚く、純粋武将です。

    良本だと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月25日

    ギン千代とのギクシャクした関係がラストでやや氷解してる辺りはホント切なかったです。二人の不器用さがもどかしくも可愛らしくありました。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年11月29日

    秀吉から「天下無双の勇士」と讃えられた筑後柳河十三万石の領主・立花宗茂。武勇人にして清廉な為政者であった武将の生涯を綴る力作。
    筑後柳河十三万石の領主立花宗茂を描く長編小説。秀吉をして「鎮西一の忠勇、天下無双の勇士なり」といわしめた宗茂の生涯は、戦っては義戦多く、常に寡兵をもって大軍を破り、その生き...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年11月01日

    戦国時代末期、信長が無念の最期をとげ、秀吉が天下を取る頃の九州での話。

    九州では、大内氏が毛利に敗れ、薩摩の島津と豊後の大友が覇権を争っていた。その大友側の当主 宗麟の幕下を勤めるのが、戸次氏、立花氏、吉弘氏、高橋氏だ。高橋紹運の子、高橋統虎が立花道雪の娘婿に行き、立花統虎となる。この物語の主人公...続きを読む

    0

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